どうも！コバグリです
この記事は
人によっては辛口に
感じるかもしれません
苦手な方はスルーなさって
くださいね
では参りますね
建築について素人ながら
長年勉強してきました
（１０年以上前の「卒論」のテーマは
都市景観に関するもの
建築系の学部ではありません
コバグリの意外な一面…
）
私が好きな建築家のひとり
伊礼智先生の著書に
こんな一節があります
↓↓↓
「家づくりにおいて
忘れてはいけない
大切なことの１つは、
ご近所に迷惑を
かけないことです」
これ、
どうゆう内容かというと
都心部での家づくりは
ご近所とのトラブルも
少なくないのだそう
（いやこれ、都心部に限らず、
地方でもありますね
）
そこで
最初から階高を低く、
高さを抑えて作るということを
伊礼智先生は
提案しています
※画像は借り物です
メリットは
ご近所との関係が
良好になりやすいことは
もちろんですが、
北側斜線制限などの
規制にかからず
屋根を削らなくて済み
その結果
建築の
プロポーションが
美しくなる
ということです
※高い建物にすれば
規制が絡んできて
屋根が削られ
醜い佇まいになってしまう
私が住む地域でも
隣家と競い合うように
高く高く
大きく大きく
つくっている家を
しばしば見かけます
実際のお話です
↓↓↓
仲の良いママ友のお宅は
その南側に
３階建ての大きな家が建ちました
（※地方のお話です）
「日当たりがとても
悪くなったのよ
」
と嘆いています
もちろん相手方は
法律を守っているので
ママ友がくちを出すことは
ありません
そういうことでクレームを
言うタイプではないですし
でも、正直な心情は
「屋根の形状だったり
高さや、
建物自体の位置を
もう少し周りを意識して
考えてくれたらね…
」
と、コバグリも残念に
感じてしまいました
クレームを言わないまでも
周囲の住民の心境は
「残念だ」
というものなんです
（とくに地方は比較的土地が広いので
ビルダーの意識で
工夫のしようが十分にあります
正直、工夫をリードするのが
ビルダーの大切な役割のひとつなのではと
思っています施主は素人ですから
夢をつめこみたくなるのは当たり前です）
我が家は
「高さを抑えて
建築のプロポーションを
美しく意識する」
ということを
ビルダー社長の勧めもあって
実践しました
以下ビルダー社長談
↓↓↓
「背の高い建物は
プロポーションが崩れて
安っぽく見える場合がある」
「低く作ると
重心が低くどっしりと
安定感がある外観に
なるんですよ」
余計な部材が減るので
建築コストも抑えられて
一石二鳥
低く小さくつくることは
必ずしも
悪いことではないな…と
実感しています
この秋、引っ越して
１年になるところですが
無理に小屋裏収納や
ロフトなどを
造らなくてよかった
と思っています
（整理収納を勉強していたので
追加料金が数十万円の
小屋裏収納がなくても
十分な収納計画ができた）
どうしても
一生に一度の買い物で
あれやこれやと
詰め込みたくなるお施主さんの
お気持ちもわかります
がしかし
①建築のプロポーション
②ご近所との関係
③建築コスト
④整理収納など
様々な面から検討することで
建物の建て方が
変わってくるのでは
ないでしょうか
「自分の土地と
自分のお金なんだから
法律の中で
好きにやらせてくれ！」
というのではなく
広い視野をもって
建築できるビルダーや
お施主さんが
これからもっと増えてくれたら
素敵ですね
そうすると
日本の都市景観も
ご近所同士の関係も
今よりもっと
良いものに変わってくると
コバグリは考えています
マイホーム建築は
地域にとって
「点」のようであるけれど
これからは全体として
「面」で考えていく社会に
成長していってほしいです
まずはビルダーが成長して
リードしていくべきではないかと
素人ながらに思うんです…
（生意気言ってすみません）
さて、最後になりますが
伊礼智先生の
おススメの本はコチラです
↓↓↓
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伊礼智の「小さな家」70のレシピ (エクスナレッジムック)
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興味がある方は
よかったら本屋さんで
手に取ってみてくださいね
（安い値段ではないので
まずはその目で確かめてください♪）
以上です
最後までご覧くださった方
ありがとうございます
皆さんのひとつの
参考になれば幸いです
（おしまい）