どうも!コバグリです
みなさんは
和室を造りますか?
畳の敷き方にも
ルールがあるって
ご存知でしょうか?
冠婚葬祭で使う袋で
「祝儀袋」
(婚礼などのめでたい場面で使用)
「不祝儀袋」
(葬儀などの場面で使用)
聞いたことがありますよね
実は畳の敷き方にも
「祝儀敷」
「不祝儀敷」
があります
ポイントは
「畳の合わせ目を
十字にしない」
ということです
4畳半の和室を例にします
①「祝儀敷」
↓写真をご覧ください↓
※畳の画像はすべて借り物です
逆卍
の敷き方は
「茶室の間」
この敷き方は問題ありませんね
※他にも祝儀敷のパターンはあります
気をつけたいのは
②「不祝儀敷」
注意したいのは
この敷き方です↓
ぱっと見は
「茶室の間」とどこが違うのか
わかりませんよね
でも…
良く見てください
こちら逆卍ではなく…
卍
この敷き方は
「切腹の間」
と呼ばれます
武士が切腹するとき
和室の
中央に座りますよね
成仏できるように
「卍」を表した敷き方
をしたそうです
※他にも不祝儀敷のパターンはあります
日本家屋には
畳の敷き方だけにとどまらず
長い歴史に基づいたルール
があります
これからマイホームを建てる皆さん
和室をつくる場合
「祝儀敷」
「不祝儀敷」
ちょっと意識してみてくださいね
~以下追記~
琉球畳はどうなのか?という内容の
ご質問を頂きました
ありがとうございます
最近では本格和室をつくるより
大壁の畳ルームのスタイルが
多いように見受けられますね
モダンでおしゃれ
そしてフチなしの琉球畳は
畳の目が交互になるように
並べる「市松敷き」が
一般的です
こちらは
不祝儀敷きでは
ありませんのでご心配なく
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最後までお読みいただき
ありがとうございます
これからの皆さんが
気持ちよく和室を造れますように
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