コバルトグリーンです
いつもご覧いただきありがとうございます
今日はマイホーム計画中の方へ
ゼッタイにお伝えすべきと思って書いています
2歳の息子が
階段から転落しました
ほぼてっぺんから
ストレート階段を転げ落ち
下までいって
ベビーゲートにひっかかり
止まりました
転落の原因はわたしの不注意です
1階から2階にむかって
階段のモップがけをしている時のこと
ベビーゲートを開けたまま
モップをかけて階段をのぼる私
(この時点でゲートは閉めるべきでした)
私の後から
2歳の次男がついてきたのです
それに気が付いていながらも
モップがけに気をとられ
2階のベビーゲートを超えようとした瞬間
私と次男の体が衝突
私に跳ね飛ばされ
そのまま
後ろ向きのでんぐり返しをするように
1回転
2回転
その後は
スタントマンのように
(堂本光一君の舞台名物「階段落ち」のように)
ゴロゴロと
リズムよく
階段を転げ落ちてしまいました
ストレート階段は
コケたら最後
一直線に
1階まで落ちました
「きゃーーーー!」
息子が泣き出すより先に
私の悲鳴が家じゅうに響きました
泣き叫ぶ次男を
急いで抱き上げ
ケガを確認
幸い頭に青あざがうっすらできた程度で
そのほかの外傷はありませんでした
大きなケガがなくてまずは一安心
スグに元気に遊びはじめました
しかし色々調べたところ
頭に衝撃があると
後から具合が悪くなることもあるとのこと
その日の夜
時々様子をみて
呼吸など確認しながら
不安な一夜を過ごしました
階段をのぼるときに
親の私が後ろについていなかったことが
今回の事故の原因
子供の後ろから
モップをかけて登れば
衝突することは無かったはず
階段の形状うんぬんでなく
これは完全に保護者の危機管理が
行き届かなかったための事故だったと
猛省しています
ストレート階段で
長距離を転落したにもかかわらず
今回のケガが軽かったのはなぜかと言えば
我が家の階段の傾斜が緩やかだったから
だと思いました
(たまたま運がよかったのもあるけど)
私はマイホームの
階段の安全性にこだわっていたので
本来は踊り場付きの
曲がり階段を希望しました
例えばこんな階段です
画像はお借りしています↓
三角のピザのような形の踏面がない安全な階段
踏み外しやすい三角部分がないうえに
ストレート階段のように1階まで落ちる心配がありません
ところが間取りの関係で
我が家はストレート階段になってしまったんです
そこで安全性を高めるために
階段の傾斜を可能なかぎり
緩やかにしてほしいと要望
40度の傾斜
15段登り切り
通常より1段多いです
(踏み面227.5㎜)
(鼻の出20.0㎜)
(単純に板の踏む面の奥行=227.5㎜+20.0㎜=247.5㎜)
(蹴上193.0㎜)
(階段の長さ3183㎜)
こちらは住宅業界での目安の
高齢者等に配慮した階段基準があり、
その条件の中央値くらいになります
つまり
「高齢者」や「体の不自由なひと」でも
使い勝手に大きな問題がない階段
だということです
この階段の形状が
今回の事故で
不幸中の幸いでした
もし、もっと急な階段だったら・・・
数か月は次男の体調変化に
気を付けなければなりませんが
今のところ落ち着いています
これからマイホームを計画される方は
踊り場つきの安全な階段を
強くおススメします
そして
我が家のように
どうしてもストレート階段になるなら
傾斜40度以下の
緩やかな階段を設計してもらいましょう
階段の設計は
設計士さんのプロの腕の見せ所です
(素人では意識しない方が多く
実際にむずかしい内容です)
デザインや
予算も大切ですが
何よりも
ご家族・お子さんの健康と安全を
しっかり守れる設計に
着目して家づくりを考えてほしいと思います
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最後までお読みいただき
ありがとうございました
これからマイホームを計画される方の
ひとつの参考になれば幸いです
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