整理収納アドバイザー1級を目指して勉強中のコバルトグリーンです
こちら青森県の外気温は0度です
まだまだ序の口ですが・・・
我が家はリビング階段
そして間取りとフラット35Sの関係で「ストレート階段」を採用しました
欲を言えば小学校の階段みたいな屈折階段が理想でしたが無理でした
間取りをお考えの方の中には、階段の形状を気にする方もいらっしゃるでしょう
今日はストレート階段についてです
1.ストレート階段って?
まっすぐな直線階段です
画像はお借りしています
昔ながらのシンプルな形状ですね
2.ストレート階段の安全性は?
ストレート階段って、こけたら下まで行っちゃうんじゃないかと思って
「危険」というイメージを持っていましたが・・・
案外、安全です!(というか安全にしてもらいました)
住宅ローンでフラット35S金利プランAを選んだ我が家
独自の基準があるので階段の安全性もOK
※【 フラット35】Sとは、【フラット35】を申し込んだ施主が、省エネルギー性、耐震性など質の高い住宅を取得する場合に、借入金利を一定期間引き下げる制度です。 つまり、住宅の技術基準レベルがUPすれば、金利が安くなるよ・・・という住宅ローンです
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フラット35S金利プランAが適用できる階段と、そうでない階段があるんです!
適用の可否は下記の通り
画像はお借りしています
お分かりいただけただろうか・・・
つまり、「バリアフリー性」がNGだと適用できないんですね
意外なことにストレート階段はバリアフリー性がOKなのです
3.なぜストレート階段はバリアフリー性が高いのか
私たち一般人の感覚だと、「3)回り階段」のほうが安全なのでは?と考えがちですね
こけても一気に下まで落ちないですし
ところが、階段の転落事故は曲がる部分で起きやすいのだそうです
ストレート階段は傾斜をゆるやかにして手摺を付ければ安全性が高い形式なのですね
※そういえば、展示場の回り階段で、当時2歳の長男がケガをしました
階段の三角のピザみたいな部分で足を滑らせ、顎を強打・・・口から流血し救急病院へ・・・
沢山の完成見学会へお邪魔しましたが、回り階段はちょっとヒヤヒヤしました
フラット35S金利プランAでは「回り階段のような安全上問題のある形式」は用いてはならないという決まりがあるようです
ある建築関連の書籍には
「ストレート階段は、体の向きを変えず同じテンポでまっすぐ登り降りできるため、そもそも足を踏み外しにくい」
「ストレート階段は将来、昇降機が設置しやすい」
「ストレート階段はこけたとき下まで転がるので、ケガしていても平面を這って助けを呼べる(途中で止まる曲がり階段は、ケガをしたら登ることも降りる事もままならない)」※これはちょっと共感できるようなできないような・・・
などと書かれていました
4.バリアフリー性が高い安全な階段にするために
■階段をゆるやかに設計してもらう
■足を置く面(踏面)の奥行を深めにしてもらう
■一段ごとの高さ(蹴上)を低めにしてもらう
■段数を増やしてもらう(ゆるやかにしてもらう)
■曲がる階段は踊り場を付けてもらう
5.ストレート階段を使ってみての感想
実際に暮らしてみてストレート階段は、案外使いやすいです
我が家は通常より1段増やして、緩やかに設計してもらいました
上記のポイント(踏面・蹴上)なども気を付けて設計するよう注文し、
手すりも、降りるときに右手(利き手)でしっかり握れるように付けていただきました
そのため荷物をもって上がるのも、特に不便を感じたことはありません
(階段の幅は一般的な尺モジュール幅です)
そういえば引っ越し屋さんも楽そうに運んでいました
大きな家具も運び入れがしやすかったです
子供たちも、今のところ階段ではこけていません
手すりも現場で計って低めに設置しているので、しっかり握れます
登り口と降り口にベビーゲートは設置していますが、階段の昇降は抱っこではなく子供自身に歩かせています
間取りの関係等でストレート階段になる方は、間取りの段階で安全性の高い設計にしてもらいましょう
そうすれば、ストレート階段は安心して使える階段ですよ
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最後までお読みいただきありがとうございました
これから新築される方の参考になれば幸いです
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