整理収納アドバイザー2級のコバルトグリーンです
先日、幼稚園のマーチング大会へ行ってきました
息子はマーチングが大の苦手
年長になってから始まったマーチング練習に
何度もくじけそうになり
「もう幼稚園やだ」「腕が痛いよ」
と泣き言を言いながらも
「やめたくない」「がんばる」
と必死に食らいついていった息子
当日のみんなの演奏は・・・
パーフェクト
大きな楽器を精いっぱいのちからで叩いていたので
毎日腕が痛いと言っていたのが理解できました
あきらめないで立ち向かった6歳の子ども達に
大きな拍手を送りたい
そして
私も頑張ろうという気持ちが
ふつふつと湧き上がってきました
今度は私が頑張る番ですね
さてさて、本日は「大工さんへの差し入れ」について書きたいと思います
大工さんへの差し入れは必要?
大工さんへの差し入れが必要かどうか・・・
注文住宅の施主の皆さんの悩みどころではないでしょうか?
マニュアルがあるわけでもない
相場(?)があるわけでもない
やはり気持ち次第です
でもマニュアルがない分野だからこそ
我が家ではどうしたかをお伝えして
みなさんが判断する材料のひとつになれば幸いです
差し入れをするかどうかの判断
結論から申し上げますと
我が家は定期的に大工さんへ差し入れをしました
差し入れをすることにした理由は
大工さんに気持ちよく働いてほしい
マイホームの建築現場を頻繁に見に行きたい
専業主婦+1歳児なので時間がある
頻度は週に2~3回
建築現場は車で15分の場所
当時1歳の息子を連れていたため
週に2~3日がちょうどよかったです
差し入れたものは?
現場では5~6人の大工さんが出入りしていました
足場が外れてからは3人ほどに減り
最後の仕上げは1~2名に
年配の方が多かったので以下のものを差し入れました
缶コーヒー
お茶
せんべい
和菓子
個包装のお菓子
現場で大工さんが飲んでいたドリンクなどを
さりげなくチェックしたり
会話好きな大工さんには
直接好みを聞いたりして
内容を工夫しました
気を付けたこと
作業の邪魔にならないように時間を選ぶ
挨拶をきちんとする
長居をしない
疑問点は積極的にきく
子供から目を離さない
笑顔で感謝を伝える
スリッパ(上履き)を持参する
入っていいか、見ても大丈夫か確認してから入る
工具や作りかけのものに手を触れない
重機やトラックや近所のひとの通行の妨げにならない場所に車をとめる
近所のひとに会ったら挨拶か会釈する
なるべくゴミが出にくいように気を付ける(瓶などは控えめに)
せっかくの差し入れが
大工さんやご近所さんの迷惑になったら
元も子もありません
現場では沢山の重機や工具建材やクギなどがあり危険です
まずは安全第一です
休憩時間が
午前中は10時から休憩でしたので
9時55分くらいに現場に到着して
大工さんに声をかけていました
入っていいタイミングかどうか必ず確認
休憩が始まると
トラックやマイカーで移動する大工さんがいたので
通行の邪魔にならない場所に車を停めました
子供も小さいので
滞在時間は10分前後で早めに退散
上履きを持参して
土足で建物内に上がることがないように気を付けました
これは現場に土を持ち込まないという意味だけではなく
汗水流して作ってくださっている大工さんへの敬意でもあります
毎日来られないので「差し入れBOX」を設置
私は「差し入れBOX」を設置して
差し入れができない日も
大工さんにお菓子を食べてもらえるようにしました
差し入れBOXとは?
小さめの衣装ケースに
おせんべいや小分けのスナック菓子など
溶けたり腐ったりしないようなものを詰め込んで
蓋には「毎日暑い中ご苦労様です。こちらの箱の中身はご自由に召し上がってください。本日もよろしくお願いします。」と張り紙をはりました
大工さんとビルダーに置いてもいいかどうか確認して設置
このBOXのおかげで上棟から完成まで差し入れをほとんど欠かしませんでした
大工さんの反応は?
はじめのうちは挨拶を交わす程度でしたが
だんだんに会話も増えました
私の建物へのこだわりや想いを
大工さんも感じ取ってくださり
現場の大工さんのほうが、担当者さんよりも深く
私の意図を理解してくれるほどになりました
大工さん「今時、こんなに良く(差し入れ)してもらうことないよ~」
私「こちらこそ、いつもありがとうございます!ここの造作手摺・・・すごく素敵です!!」
和気あいあいとした現場で
私も緊張せずに通わせていただきました
うれしかったのは
吊り押入れの建具の持ち手を取り付けないで待っていてくれたことです
「奥さんが使いやすい高さを現場で見てもらってから取り付けようと思って」
と大工さん
これから長い時間毎日使うものだから
少しでも使いやすいように
私の身長や好みに合わせてあげたいという配慮
とてもうれしかったです
差し入れの裏技
コストがかかることなので安く仕入れる工夫をしました
ドラックストアなどの特売を狙う
(例えば缶コーヒー:コンビニだと120円、ドラックストアなら60円以下もあり)
スーパーなどで粗品(クーラーバックなど)がもらえるのタイミングを狙う
(例えばお茶ペットボトル4本買うとリラックマの保冷バックがもらえるなどなど)
1ケース買っておいてちょくちょく持っていく
お菓子は100均も使える
冷たい飲み物はクーラーバックを2つ用意してローテーションで置いてくる
(前回置いていったクーラーバックを回収して次回来るときにまた使う)
差し入れをしてみてどうだった?
差し入れをして大正解でした
大工さんとの信頼関係が築けた
現場での変更や調整ができた(ちょっと無理なお願いも聞いてもらった)
大工さんのアイディアから生まれた造作手摺ができた(腕利きの大工さんからたくさんアドバイスをいただけた)
我が家が作られていく過程が目の前で見られた(撮りためた写真でweb内覧会をするのが目標)
とにかく楽しかった
これからの方は差し入れに挑戦してみることをおすすめします
頻度はみなさんそれぞれのペースでよいと思います
最後の日
「建物も私たちの家族のようです。ほんとうにありがとうございました。」
と感謝の気持ちを伝えて菓子折りをお渡ししました
大工さんは
「その言葉が聞けただけで、すべて報われる想いです。本当に良かった。」
と感動してくださいました
3~4ヵ月の短い時間で築いた信頼関係
この感動は差し入れで通わなければ味わうことがなかっただろうと思います
まとめ
差し入れは迷惑にならないように工夫してやろう
差し入れはコストを抑える工夫をしよう
差し入れは大工さんと仲良くなるチャンス
差し入れで通ったからこその感動がある
ひとつの参考にしていただければ幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました
次回は地鎮祭・上棟式について書きたいと思います
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