注文住宅の後悔ポイント⑥:設備

 

こんにちは!コバホームです。
注文住宅づくりでは「理想の間取り」や「おしゃれな内装」に目がいきがちですが、意外と多いのが“設備に関する後悔”です。

 

「使いにくい」

「結局使ってない」

「掃除が大変」

「想定外にお金がかかる」

 

など、実際に暮らし始めてから気づくポイントも少なくありません。

今回は、お客様からよく聞く「設備の後悔」の中でも、特に声の多い
「キッチン」「お風呂」「オール電化」にしぼってご紹介します!

 

 

 


後悔ポイント①:「コンセントが足りなかった!」

注文住宅の打ち合わせ中は、キッチンのデザインや収納の見た目などに意識が向きがち。
でも、住み始めてからよく聞くのが、

 

「使いたい場所にコンセントがない!」
「家電が増えて延長コードだらけに…」

 

という後悔です。

最近は、炊飯器や電子レンジ、トースターだけでなく、ホットプレート・フードプロセッサー・電気圧力鍋・卓上IHなど、キッチン家電がどんどん増えている時代。
加えて、スマホやタブレットの充電スペースも必要になるケースもあります。

 

🔽 対策ポイント:

▶ 1.「何をどこに置くか」をあらかじめ想定する

コンセントの数や位置は、後から追加が難しい部分です。
だからこそ

「家電をどこに配置するか」

「ゴミ箱はどこに置くか」

など、具体的に生活シーンをイメージすることが大切です。

「右利きだからこの位置のほうが使いやすい」

「料理中の動線はこっちのほうがスムーズ」

など、暮らし方に合わせて配置を考えることで、より使いやすいキッチンに。

 

▶ 2.「家電収納」も含めてプランする

コンセントの位置だけでなく、家電をしまう場所と連動して計画することがポイントです。
“蒸気の出る家電(炊飯器・電気ケトルなど)”の収納方法やスライド式の棚を使うなど、見た目と実用性を両立させる工夫も◎

 

▶ 3.「掃除のしやすさ」も忘れずに

配線だらけのキッチンでは掃除がしにくく、ホコリもたまりやすくなります。
コンセントや家電の配置を整理することで、清潔で快適なキッチン空間を保ちやすくなりますよ。

 

 


後悔ポイント②:「浴室乾燥機をつけたのに使っていない…」

 

「せっかくだから」とオプションでつけた浴室乾燥機。
でも実際には、

 

「思ったより乾かない」
「電気代が気になって使わなくなった」
「結局いつも部屋干ししてる」

 

というお声も少なくありません。

また、お風呂のアクセントパネルの色や柄が飽きてしまったり、床材が掃除しにくかったというケースもよく聞かれます。

🔽 対策ポイント:

▶ 1.「浴室乾燥機=使う前提」ではなく、暮らし方を見直す

浴室乾燥機は便利ですが、ご家庭によっては使う機会が少ないことも。
たとえば
「洗濯は夜に部屋干しする」「外干し派」「乾太くんを使う」
など、生活スタイルに合わせて判断しましょう。

不要な設備に予算をかけるより、本当に必要な場所にコストを回すのが◎

 

▶ 2.アクセントカラーは“今の好み”より“飽きにくさ”を優先

「カタログで見て一目惚れしたパネル」

でも、数年後に「なんか派手すぎたかも…」と感じることも。
インテリアと同様に、お風呂も“落ち着いたベースカラー”+アクセント程度にしておくと、後悔が少ないです。

 

▶ 3.床材や排水口は「掃除しやすさ」で選ぶ

毎日使う場所だからこそ、掃除のしやすさ=快適さに直結します。
特に、床の水はけやヌメリ対策は重要ポイント。
ショールームで「素足で触れてみる」ことをおすすめします!

 

 


後悔ポイント③:「停電時に何も使えない!」

「オール電化にすればガス代がなくなってお得」
「火を使わないから安心」
という理由で選ばれる方も多いオール電化ですが…

 

「停電でお湯が出ない」
「IHも電子レンジも全部使えない」
「電力プランがライフスタイルに合っていなかった」

 

という“思わぬ落とし穴”もあります。

🔽 対策ポイント:

▶ 1.「非常時に備える工夫」を取り入れる

停電対策として、カセットコンロ・ポータブル電源・簡易給湯器などを準備しておくことが大切です。
最近では、太陽光発電+蓄電池の導入も広がっており、

「いざというときにも使える家」

を目指す方も増えています。

 

▶ 2.「電力プランと生活リズム」が合うか確認

オール電化の魅力のひとつは“深夜電力がお得になるプラン”。
でも、実際に夜に家事をしない家庭や共働きの家庭では、恩恵を受けにくく、むしろ電気代が高くなることも。

家族の生活スタイルをもとに、プランの内容と実際の使い方が合っているかをしっかり確認しましょう。

 

▶ 3.初期費用も含めて「本当に得か?」を試算

IHコンロ・エコキュート・電気温水器などの初期費用は安くありません。
ランニングコストだけでなく、10〜20年後までのコストをシミュレーションしておくことで、納得のいく選択ができます。

 

 


✅ 設備で後悔しないための4つのチェックポイント

最後に、注文住宅の設備選びで後悔しないためのチェックポイントをまとめます👇

 

✅ 1. 実際の暮らしを“時間軸”で想像する

朝の準備・夜の家事・休日の過ごし方など、一日の動きをイメージしながら設備の使い方を考えると、よりリアルな使い勝手が見えてきます。

 

✅ 2. 掃除・メンテナンスの手間まで含めて選ぶ

機能性やデザインだけでなく、「掃除のしやすさ」「故障時の対応」も毎日の満足度に直結します。

 

✅ 3. 必要かどうかを“自分たちの暮らし基準”で判断する

「みんながつけてるから」ではなく、**自分たちにとって本当に必要かどうか?**を考えることが後悔回避のカギです。

 

✅4. 非常時を想定した“備え”も検討しておく

地震や停電など、予想外の事態にも対応できるよう、設備とセットで非常用アイテムも検討しておくと安心です。

 

 


🌿まとめ

設備は“暮らしの快適さ”を支える重要な部分です。
目に見えるものではないからこそ、見落としやすく、後悔しやすいポイントでもあります。

コバホームでは、お客様一人ひとりのライフスタイルや家族構成に寄り添い、
将来の変化も見据えた“後悔しない設備選び”を一緒に考えていきます。

 

 

 

「この設備って本当に必要かな?」「どのプランがうちに合ってる?」など、気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください😊

これから家づくりをされる方にとって、今回の内容が少しでも参考になれば嬉しいです😊

 

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