こんにちは、コバホームです!
毎年、春から夏にかけて、会社の玄関先にツバメが巣を作ります。
人の出入りが多いにもかかわらず、安心して子育ての場所に選んでくれるのは、なんだか嬉しいものです。
今年も巣作りが始まり、やがてヒナたちがピーピーと元気に鳴き始めました。
スタッフ一同、毎朝の出社時にツバメの様子を見上げるのが日課になっていました。
そんなある日、出社すると駐車場にまだ飛べないヒナが1羽…。
どうやら、会社玄関の巣とは別の場所にあった巣から落ちてしまったようです。
近くでは親鳥が鳴いているものの、ヒナは不安そうな様子でした。
環境センターに電話で相談したところ、
「親鳥が近くにいるなら、そっと保護して様子を見てください」
とのアドバイスをいただき、安全な場所で保護することに。
とはいえ、どこで保護するか……と考えたとき、社長が思いついたのが廃品の古い床下収納庫。
会社の木材倉庫は直射日光や風雨を避けられる場所なので、そこに仮の巣として床下収納庫を設置し、ヒナには一時的にそこに入ってもらって、そっと様子を見守ることにしました。
その後も親鳥は何度もやってきては、ヒナのそばで鳴きかけ、
ヒナもそれに応えるように、ピーピーと元気に鳴く姿が見られました。
心配するスタッフたちは「ちょっと見てくるね」と、かわるがわるヒナの様子をチェック。
「今、親鳥来てるよ!」「ヒナ、動いてたよ!」と、小さな命の成長に一喜一憂していました。
親鳥の粘り強さ、そしてヒナの生命力に、いつしか「どうか無事に飛び立てますように」と願う気持ちでいっぱいになっていきました。
そして数日後——
床下収納庫の掃除をしようとカゴを持ち上げたところ、なんとヒナが自力で飛び上がり、上の電線から見守っていた親鳥がすぐに並走しながら一緒に空高く飛び立っていきました!
その瞬間を見届けたときは、感動で思わず拍手!
その後もしばらくの間、近くの電線にとまっているふっくらとしたヒナの姿を見かけることができましたが、今ごろは仲間と共に元気に飛び回っていることでしょう。
自然とともにある日々の中で、小さな命の営みに触れ、心があたたかくなる出来事でした。
そして改めて感じたのは、ツバメのおうちを守るように、私たちもお客様の大切なおうちをしっかり守っていきたいということです。
これからも、地域と自然に寄り添いながら、
安心・安全で、心地よく暮らせる住まいづくりを続けていきたいと思います。
(いちの)
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