注文住宅の後悔ポイント②

もっと予算計画をしっかり立てておけばよかった…!

注文住宅は、「自由に理想の家をつくれる」という魅力がありますよね。
間取り、デザイン、設備…考えることがたくさんあって、打ち合わせも毎回ワクワク。

でも、いざ完成に近づいてくると…

 

「あれ?予算がかなりオーバーしてる…」
「こんなにお金がかかるなんて思わなかった…」

 

と、急に現実が押し寄せてきて、不安になってしまう方も少なくありません。

今回は、見積もりや費用の面でよくある後悔ポイントをご紹介します。
これから家づくりを始める方や、打ち合わせが始まったばかりの方にも、ぜひ参考にしていただきたい内容です!

 

 


 後悔①:最初の見積もりが「ざっくり」すぎた

「この金額で建てられますよ」

と出された最初の見積書。
一見すると予算内でおさまりそうに見えるけれど、よく見ると

「建物一式:〇〇万円」

などのざっくりした表記ばかり…。

詳細な内訳が書かれていないと、

「この金額で完成するんだ!」

と安心してしまいがちです。

でも、いざ打ち合わせが進み、間取りや仕様、設備を決めていくと…

 

「このキッチン仕様はオプションになります」
「サッシのサイズを変えるなら差額がかかります」

 

など、ご希望によって追加費用が少しずつ上乗せされていくことがよくあります。

もちろん、「ここはこだわりたい」「ちょっといいグレードにしたい」と思うのは自然なこと。
費用が増えるのは、「お客さま自身の希望による変更」の場合も多くあります。

だからこそ、納得して進めるためには、


「標準仕様はどこまで?」

「追加費用が発生するのはどこ?」

 

という点を、事前にきちんと説明してもらうことがとても大切。

丁寧な説明があることで、費用の増減にも納得感が生まれ、後悔のない選択ができるようになります。

 

📝 後悔しないためには…


→ 見積書は「一式」ではなく、各項目の内容や金額が明確に記載されたものをもらいましょう。
→ 標準仕様とオプションの違いは、打ち合わせの中でしっかり確認&説明してもらえるかをチェックするのがおすすめです。

 

 


 後悔②:予備費を考えていなかった

理想の家を形にしていく中で、
「やっぱりこっちの素材がいいかも」
「この間取りのほうが暮らしやすそう」
と、こだわりたいポイントが少しずつ増えていくこともあります。

また、工事が始まってから初めてわかる予想外の出費が発生することも。

たとえば…

 

・地盤の強度が不足していて、地盤改良工事が必要になった
・古家の解体費用が当初の見込みより高くついた
・電気や水道の引き込み工事が別途必要だった

 

このようなケースで、追加費用が発生することは珍しくありません。

でも、あらかじめ予備費を確保していないと、
「もう予算に余裕がなくて…」と、選びたかった仕様を諦めたり、後からローンを増やすことになったりと、負担が大きくなる場合も。

 

📝 後悔しないためには…


→ 最初から総予算の中に、予備費を見込んでおくことが大切です。
→ 想定外のことが起きても、あわてず冷静に対応できるようになりますよ。

 

 


 後悔③:「諸費用」を見落としていた

注文住宅でかかる費用と聞くと、まず思い浮かぶのは

「建物本体の価格」と「土地代」ですよね。
でも実は、それ以外にもさまざまな“諸費用”がかかるのをご存じでしょうか?

たとえば…

  • 登記費用(所有権保存や抵当権設定など)

  • 火災保険・地震保険などの各種保険料

  • 住宅ローンの事務手数料や保証料

  • 印紙税、固定資産税の清算金

  • 地鎮祭・上棟式などの準備費用

  • 外構工事や造成工事の費用

  • 引っ越し費、カーテン・家具・家電の購入費 などなど…

こうした費用は、住宅の見積書にすべて含まれているわけではなく、
打ち合わせが進む中で少しずつ現れてくることが多いです。

特に初めて家を建てる方にとっては、


「これって必要なの?」

「そんなに費用がかかるとは思ってなかった…」

 

と、戸惑ってしまうことも少なくありません。

また、建築費用に気を取られてしまい、生活を始めるために必要な準備費用まで頭が回っていなかった…という声もよく聞きます。

実際、「引っ越しはできたけど、カーテンやエアコンが買えない…」
「新しい家電まで手が回らなかった」というケースも意外と多いんです。

 

だからこそ、家づくりの初期段階で、
“建物本体+土地”以外にどんな費用が発生するかをしっかり把握しておくことがとても大切です。

 

📝 後悔しないためには…


→ 工務店や担当者に「この金額以外にかかる費用って、他にありますか?」と遠慮なく聞いてみましょう。
→ あらかじめトータルでどのくらいの金額が必要になるのかを教えてもらえると、資金計画にも余裕が生まれます。

 

 


見積もり&費用で後悔しないためのポイント

✅ 見積書は「一式」ではなく、内訳が明確なものを出してもらう
✅ 標準仕様とオプションの違いをはっきり説明してもらう
✅ 本体以外にかかる費用(地盤・外構・諸費用など)も早めに確認
✅ 設計変更や予想外の費用に備えて、予備費をきちんと確保しておく

 

 


おわりに

家づくりは、

「こんな暮らしがしたい」

「こういう家に住みたい」

という夢がたくさん詰まった一大イベント。
その夢を叶えるためには、お金の話をきちんと知っておくことがとても大切です。

 

こだわりたい部分があるからこそ、
そのぶん費用がかかるのはある程度当然のことですが、
「なぜその金額になるのか」

をしっかり理解できれば、納得して選ぶことができますよね。

 

「もっと早く知っていれば、焦らず準備できたのに…」と後悔しないためにも、
今回のポイントが少しでもお役に立てば嬉しいです😊

 

 

 

 

コバホームでは、資金計画や見積もりの内容についても丁寧にご説明しています。
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