一日経ちました。
今朝7時頃仮眠をとりまして、朝9時に起き(起こされて?)ました。
いろんな疲れがあるはずなのに、けっこうイケますね。www
そんな中、布団に横たわってた亡き骸を「納棺」する作業が行われるみたいです。
まずは近所のお寺さんから、お坊さんが読経してから白衣を着た方が作業に入られました。
・・・ははぁ、これが一時期話題になった「おくりびと」ってやつなのね!!
亡き骸を覆っていたタオルケット、顔には白い布の状態から「白衣のおくりびと(女性)」が作業に入ります。
ぬるま湯に消毒液を注入して、ガーゼに染み込ませ、亡き骸に傍にいる家族(母親、姉貴、俺)にも亡き骸の肌が見えないよう全身を消毒していきます。
いちお、父親は浴衣のようなものを着てる上にタオルケットで覆われています。
そのタオルケットに下からモゾモゾと手や胸や足など消毒していってくれてます。
ただ、作業が進むにつれちょっとづつ父親のパーツの一部がチラっと見えるんだけど・・・。
まさしく「血の気が無い」という言葉がピッタリのような肌をしている父親。
その作業を見てくうちに、しかも女性1人なのに、しかもちょっぴり重い父親なのに黙々と作業をしてくれてる「おくりびと」に興味津々。
ちなみに、俺は映画の「おくりびと」は見た事無いんですが・・・。
消毒作業が進んで、次にタオルケットで覆われたまま父親が着ている浴衣を脱がせていきます。
もちろん、こちらには一切肌が見えないように・・・。
夏のプール授業で、バスタオルを巻いたまま海パンを脱いだり穿いたりするような・・・。
ある意味「不謹慎」かなと思いつつも、その作業工程に惹かれてちゃってるんで・・・。
作業が淡々と進んでいき、浴衣を脱がせた後は「白装束」に着せ替えます。
上着、足袋、ふくらはぎや手の甲にも纏わせていき、まるで時代劇に出てくる「敵討ちする人」のような感じ・・・。
蒸し暑い部屋の中、黙々と作業を進めていく「おくりびと」。
やっぱり母親と姉貴は目頭を拭いながら作業を見ているのに、俺は興味津々で見ている・・・。
もちろん、「興味津々」といっても変な意味ではありません・・・。
こういう状況を目の当たりにするのが初めてだし、これから旅立つ父親を手助けしてくれている・・・。
そんなタオルケットで覆われてた父親が、すっかりと旅立ちへの準備万端の姿にしてくれました。
最後の仕上げが伸びたヒゲをを剃って、顔に艶が出るような液体を塗り、おくりびとが・・・「化粧を施しますか?」と聴かれたんだけど・・・。
さすがに「78歳」の、しかも男性なので「いぃです。」と母親は応えてました。
・・・そりゃそうだろな。www
で、「おくりびと」による作業が終了。(もちろん、「おくりびと」と呼んでるのは俺だけなんですが。・・・しかもココロの中で)
そんなこんなで、おくりびとの出番が終了。
家族で丁寧にお見送りしました。
そして最後のお仕事。
旅装束に着替え終わった父親を「棺」に入れる作業。
親戚やら近所の男性陣で、父親を棺に入れます。
・・・もちろん、その中には俺も居ます。
俺は「首」を持つ担当になったんだけど・・・。
枕を一緒に首を押さえて持ち上げてという指示付き。
「せぇ~の!」の掛け声で、ちょっぴり重い父親を持ち上げて棺の中へ・・・。
これまたあつらえたかのようにピッタリ収まったわけなんですが・・・。
今まで、「おくりびと」の作業を見て感心しきりだった俺が感じた事・・・。
「・・・やっぱ冷たいんゃ。」
どうも、病院から還ってきてウチで安置されて時に、冷却ファンが廻ってたのもあったんだろうか・・・。
まぁ、そのまま常温で置いておいたら・・・しかもこの蒸し暑い最中だったら「腐敗」が進んでいっただろうしね・・・。
それでも、やっぱ人間がこんなに冷たくなっちゃうって・・・「やっぱそういう事なんだな」と目の前の現実を叩き付けられた思いです。
今、棺の中でいろんな思い出の品と一緒に、家族と一緒にウチで過ごす一夜です。
・・・これが最後のね。
今朝7時頃仮眠をとりまして、朝9時に起き(起こされて?)ました。
いろんな疲れがあるはずなのに、けっこうイケますね。www
そんな中、布団に横たわってた亡き骸を「納棺」する作業が行われるみたいです。
まずは近所のお寺さんから、お坊さんが読経してから白衣を着た方が作業に入られました。
・・・ははぁ、これが一時期話題になった「おくりびと」ってやつなのね!!
亡き骸を覆っていたタオルケット、顔には白い布の状態から「白衣のおくりびと(女性)」が作業に入ります。
ぬるま湯に消毒液を注入して、ガーゼに染み込ませ、亡き骸に傍にいる家族(母親、姉貴、俺)にも亡き骸の肌が見えないよう全身を消毒していきます。
いちお、父親は浴衣のようなものを着てる上にタオルケットで覆われています。
そのタオルケットに下からモゾモゾと手や胸や足など消毒していってくれてます。
ただ、作業が進むにつれちょっとづつ父親のパーツの一部がチラっと見えるんだけど・・・。
まさしく「血の気が無い」という言葉がピッタリのような肌をしている父親。
その作業を見てくうちに、しかも女性1人なのに、しかもちょっぴり重い父親なのに黙々と作業をしてくれてる「おくりびと」に興味津々。
ちなみに、俺は映画の「おくりびと」は見た事無いんですが・・・。
消毒作業が進んで、次にタオルケットで覆われたまま父親が着ている浴衣を脱がせていきます。
もちろん、こちらには一切肌が見えないように・・・。
夏のプール授業で、バスタオルを巻いたまま海パンを脱いだり穿いたりするような・・・。
ある意味「不謹慎」かなと思いつつも、その作業工程に惹かれてちゃってるんで・・・。
作業が淡々と進んでいき、浴衣を脱がせた後は「白装束」に着せ替えます。
上着、足袋、ふくらはぎや手の甲にも纏わせていき、まるで時代劇に出てくる「敵討ちする人」のような感じ・・・。
蒸し暑い部屋の中、黙々と作業を進めていく「おくりびと」。
やっぱり母親と姉貴は目頭を拭いながら作業を見ているのに、俺は興味津々で見ている・・・。
もちろん、「興味津々」といっても変な意味ではありません・・・。
こういう状況を目の当たりにするのが初めてだし、これから旅立つ父親を手助けしてくれている・・・。
そんなタオルケットで覆われてた父親が、すっかりと旅立ちへの準備万端の姿にしてくれました。
最後の仕上げが伸びたヒゲをを剃って、顔に艶が出るような液体を塗り、おくりびとが・・・「化粧を施しますか?」と聴かれたんだけど・・・。
さすがに「78歳」の、しかも男性なので「いぃです。」と母親は応えてました。
・・・そりゃそうだろな。www
で、「おくりびと」による作業が終了。(もちろん、「おくりびと」と呼んでるのは俺だけなんですが。・・・しかもココロの中で)
そんなこんなで、おくりびとの出番が終了。
家族で丁寧にお見送りしました。
そして最後のお仕事。
旅装束に着替え終わった父親を「棺」に入れる作業。
親戚やら近所の男性陣で、父親を棺に入れます。
・・・もちろん、その中には俺も居ます。
俺は「首」を持つ担当になったんだけど・・・。
枕を一緒に首を押さえて持ち上げてという指示付き。
「せぇ~の!」の掛け声で、ちょっぴり重い父親を持ち上げて棺の中へ・・・。
これまたあつらえたかのようにピッタリ収まったわけなんですが・・・。
今まで、「おくりびと」の作業を見て感心しきりだった俺が感じた事・・・。
「・・・やっぱ冷たいんゃ。」
どうも、病院から還ってきてウチで安置されて時に、冷却ファンが廻ってたのもあったんだろうか・・・。
まぁ、そのまま常温で置いておいたら・・・しかもこの蒸し暑い最中だったら「腐敗」が進んでいっただろうしね・・・。
それでも、やっぱ人間がこんなに冷たくなっちゃうって・・・「やっぱそういう事なんだな」と目の前の現実を叩き付けられた思いです。
今、棺の中でいろんな思い出の品と一緒に、家族と一緒にウチで過ごす一夜です。
・・・これが最後のね。