
ワタシが他人に言われたくないコトは
なぜ、良い年こいて、ケコーンしないのか

ってコトですが

最近は、もう、笑えない年令だから、誰も、その件を突っ込まなくなり

ホッとしています

まぁ、周りでケコーンしてる人が、必ずしも幸せそうには見えないし


ケコーンしてる人が勝ち組
してない人が負け組なんて、全然、思わないしね~















さて、今日は、先週、参戦してきた
イナズマロックフェス

を、振り返り、例え話をしたいと思います

佐藤君(仮名)は、人気の焼き鳥屋で
毎日、その店の名物の美味いスープ作りを担当しています
一方、伊藤君(仮名)は、店のメインの焼き鳥を担当
塩味やタレ味の微妙な加減や、焼き具合も職人技で
言わば、店の花形です

佐藤君は、そんな伊藤君を毎日、横で見ていて
『あの伊藤の様な焼き鳥なら、俺にも焼ける

と、思い、周りの仲間に声をかけて
自分の焼鳥屋を出店します
確かに、焼鳥屋で長年働いた佐藤君は、形は立派な焼鳥屋をオープンするコトが出来ました
前の店の常連も応援してくれて、そこそこに、人気店にはなりました
だけど、何故、佐藤君は、あんなに美味しいスープを作る技があったのに
スープ係をやめて、自分の焼鳥屋なんか始めたのでしょうか

ある時、古くからの友達の加藤君(仮名)が
自分の出身地の地元で
【食の祭典

佐藤君は、出店しないか

佐藤君の焼き鳥は、昔からの常連が、食べにきてくれたりして
そこそこの人気で、売れました
そんな時、食の祭典・主催者の加藤君の焼き鳥コーナーが
とても盛り上がっているので、手伝ってくれないか
と、頼まれ、佐藤君は、手伝いに行きました
ところがです

大行列で盛り上がる、加藤君の焼き鳥コーナーで
佐藤君は、とんでも無い失態をやらかしてしまいます

せっかく、加藤君が丹精込めて仕込んだ極上の焼き鳥に
突拍子も無い程の塩をかけまくり
大切な、タレの壺を引っ繰り返し
炭火焼きの焼き鳥を瞬時に黒焦げにしてしまったのです

優しい加藤君や加藤君の店の常連は
やらかしてしまった佐藤君を責めるコト無く
暖かい対応で、やり過ごしましたが
それを見ていた、佐藤君の店の昔からの常連は口々にこう言いました
『佐藤君は、伊藤君と一緒に、最初の焼鳥屋に居た時が一番、輝いていたわ

佐藤君には、あんなに美味しいスープを作る腕があるのに
なぜ、焼き鳥を焼きたいのかしら

早く、昔みたいに、あの美味しいスープを作ってた頃の佐藤君に戻って欲しい
















ワタシが、この例え話で何が言いたいのか
イナズマロックフェスを見た人なら
わかるかもしれません

ただ、佐藤君は、きっと、こう言うでしょう
『オマエに言われたくない

はい、ごもっともです

ワタシには、何も言う資格はありません


だけど、ワタシは、思うんです
佐藤君の様な存在の人がいるからこそ
伊藤君や加藤君の様なスターが生まれ、輝く


佐藤君は、そのスターに負けない存在なんだから
そのスープ作りにもっと自信を持って


焼き鳥なんか、無理して焼かなくたって
あなたには、あなたを応援してくれる常連がいるじゃないの


焼き鳥大好きな、ブラヤンが現場からお送り致しました
