
失くしたモノ、紛失物とはちょっと、違うんですが
ワタシが、今でも、懐かしく思い
戻ってきて欲しいと思うモノは
自分が生まれ育った借家



15歳の時に団地に引っ越してしまい
その裏庭とは、(T_T)/~サヨナラしたんだけど
今でも、あの庭を取り返したいとか思っちゃう

まぁ、ホントは、裏庭とか呼べる規模の広さじゃなく
坂の多い町にあった家

家


でも、何でも、あったんだよ

一番、好きだったのは、紫陽花

画像は、駅前の花壇の植え込みの紫陽花ですが

紫陽花を見ると、15歳まで育った家



もっと小振りの花で、パープルじゃなく水色の花の紫陽花だったけどね


途中で、枯れちゃったケド、林檎の木もあったし
紫陽花の枝に絡み付くように
葡萄もなってたんだよ

緑色のマスカットって感じの葡萄が美味しかった

葡萄棚とか作れば、もっと立派に実ったんだろーけど
花が終わって、枯れた紫陽花の枝に自然に絡んで
野性的に実っていたわ

で、母が、兄やワタシらの情操教育の為


野菜を植えていたんだよね

トマト、茄子、胡瓜、じゃが芋、とうもろこし、長葱……
何故か、土が合わなくて、ほうれん草は、育たなかった

野性の三ッ葉やフキも生えてたから
味噌汁の具は、裏庭から調達したりしてたなぁ

あの頃の、農業体験の思い出がワタシの中の大きい部分を占めてると思うよ


植物大好き






食べ物大好き


狩りモノ、収穫大好き


父が必死に働いたお陰で、あの裏庭がある、大きな家

そして仕事の合間をぬって
一生懸命、畑作りをしてくれた母には、感謝致します



失くしたケド、今も心の中で輝いている、光の庭
















深良い~話~






