
おそらく人生、最初の記憶と言うと
昔、住んでいた長屋


まだ、幼稚園前位の頃だと思うけど
白い雑種の犬

よく、隣の家



で、光景として、はっきり覚えてるのが
その白い犬が、小さい軽トラックの荷台に乗せられて
だんだん、遠ざかっていった景色なんだよね

幼い、ワタシは
『あれ


って、道路に立ち尽くして、ぼんやり見てた……
大人になってから、聞いたけど
小さかった兄やワタシが、犬に手

他の人に譲ったらしいよ

なんだか、ただ、もらわれてゆく犬

たぶん、小さい頃の記憶の最初のシーンだな……
すっごく、切なくて良い話だと思うだろーけど
その数か月後か数年後……
親の悪い予感は的中して
兄貴が、隣の家



思いっきり、噛まれて病院行き



自分の家


隣の家

















ちなみに、ワタシの姪っ子の最初の記憶は、ゴイスーです

『ワタシ、お母さんのお腹の中に居た時、お父さんとお母さんの話し声が聞こえてたから、早く出てきたかったよ

ですって






ちなみに、お腹の中は、あったかくて、プカプカしてて気持ち良かったそーな

その記憶




