皆さんGoToしましたか?

実は私はすでに数回使わせていただきました。
 
病院でも感染対策に関係している立場から
GoToを実体験してどうだったか、そして使う場合には何を注意した方が良いか
 
皆さんにお伝えできたらと思います。
そして宿を運営する方にも、客目線として参考になればと思います。
 
今月は妻の誕生日に合わせて近県の温泉♨️に週末一泊旅行の計画です。
 
まず、
いつも通り宿屋はここで選びます👇
なぜって妻がダイヤモンド💎会員なので(笑)
 
 
感染リスクを下げる旅行計画のポイント
 
旅行の目的に応じて
旅行前にどこにリスクが隠れているかを探ります
 
今回は温泉♨️でゆっくりしたかったので
予約時に以下を検討しリスク回避しました
 
()内はそれによって下がるリスクです
 
車で行ける温泉宿  (公共交通機関のリスク)
部屋に露店風呂がある (共用風呂のリスク)
GoTo対象   (旅館の取り組みが悪いリスク)
口コミが良い  (残念に思うリスク)
 
ということで一休で検索!
 
おっと、一番大切なリスクを忘れていました
妻が行きたい場所. (熟年離婚のリスク)
 
以上の()リスクを排除して一休で選んだのが
場所は群馬県の水上

蛍雪の宿 尚文さん

 
とっても口コミ評判が良くて、ちょっとお高いお宿ですが、GoToで安くなったので奮発しました。
 
さてこの旅行を参考に
医者から見てGoTo一泊旅行に、どんなコロナ感染リスクが隠れていたかを検証しましょう。
 
無症状病原体保有者からの感染リスクは?
 
これはすなわち
もし私が未発症の感染者と仮定した場合に、周りの方が大丈夫かどうかの検証です。
 
前にも書きましたが、コロナの感染の怖いところは、今症状のない感染者(無症状病原体保有者)が他人に感染させてしまうリスクがあると言う事です。
 
当然、熱や症状がある人は感染している可能性は高くなりますが、無症状の人に対してどれだけ対策が取れるかが大切なのです。
 
感染経路としては3つ
飛沫
エアゾル
体液接触です
 
それぞれへの予防の原則は
 
飛沫・・みんなでマスク、距離を開けて
エアゾル・・密閉空間+多人数を回避
体液接触・・不特定多数の人が触るものには触れない、手を洗う、アルコール消毒
 
ですね!
 
旅館に着くまでの道のりでリスクは?
 
13時に関越道 三好Pで昼ごはんを考えて入りました。
するとフードコートの食券売り場が大混雑。
若者の団体がマスクしないで大きい声で話しながらメニューを見ています。
 
売り場の前は、メニューを見る人、通過する人、食券販売器に並んでいる人がごった返しています。
食券販売機ではボタンのスイッチを押して購入しますので、スイッチを介した感染リスクがあります。
 
私が食券を買ったボタンを次の方も押しますから・・私が感染者であれば手にコロナが着く可能性があります。
みんな気にせずに、次々に買っていきます。
 
座席は適度に拡散していますので、大丈夫そうです。
 
ということで、
一番のリスクは食券販売機周辺、
そして販売機のスイッチでした。
さらに
マスクせずに騒いでいる団体でしょうか。
 
休日の高速道路Pは、12時から2時近くまで昼食時にかなり混みます。
対策として、11時半くらいの早お昼で利用するのが良さそうです。
 
ちなみに帰りの赤城高原Pでは11時はガラガラでした。
 
発券機などに触った場合には速やかに手の消毒が大切です。
 
そのためにも、出歩く時は、アルコールのウェットペーパーや手指消毒を常に持ち歩くと良いですね。
次に道の駅に寄ってみました。
かなりの人で混んでいますが、皆さん商品を手にとっては置きを繰り返しています。
 
これでは商品を介してコロナに感染する可能性がありますね。手を洗っても、購入した商品に付着していればリスクを持ち帰ることになります。
 
みんなが触った商品には触らず、購入を決めたら奥からサッと取る。
ささやかなリスク回避ですね
 
旅館 蛍雪の宿 尚文での感染リスクを検証
 
駐車場に停めると、マスクをした職員がお出迎えしてくれます。私と一定の距離を取りつつご挨拶。
 
玄関を入る前に検温。
合格すると、消毒液を手にスプレーしてもらって靴を脱いで入ります。
 
数組のお客さんがいらっしゃいましたが、それぞれ離れた待合椅子に案内されそこで待機。
チェックイン手続きはカウンターではなく、待機場所まで職員が来て行います。
 
最近の健康状態に関しては、この時に紙に記載します。(紙に書くので証拠が残りますから、嘘は書けません)
 
案内はあっさり、部屋までの生き方を案内されて、あとは長い外廊下を通って離れの個室まで行きました。
この間、誰にも会いません。
 
これなら人から人への感染リスクは低いですね!
 
部屋は本館から離れた一軒家風の離れ。
和室とベッドルームに洗面の奥に露天風呂。外には小川が流れ、視線も全く入らず、鳥の囀りも聞こえます。

和な感じが嬉しい!
 
お部屋は特に広くはありませんが、かなりくつろげる空間で気に入りました。
 
定番の温泉饅頭と共に、一休ダイヤモンド💎会員様用🇮🇹スパークリングワイン一本とチェックアウト1時間延長サービスの案内。

 
常に一休で予約を取る嫁さんのおかげです(笑)
 
 
お風呂は半露店かけ流しですが、源泉そのものではないようです。ほぼ無臭。透明。
硫黄臭バシバシが好きな僕には少し物足りないのですが、女性には良いかもしれません。
 
山の斜面に小川に沿って、離れが雁行に並んでいる構造ですが、視線も切られていて安心して入れます。
 
お食事は部屋食ではありませんが、個室に案内されました。食事内容はイワナの塩焼きをはじめ、量、質共に満足できるものでした。
 

 
個室ですから、他のお客さんと接触はありません。担当の方も感じよく適度な距離間で良かったです。
 
このように、人との接触という点ではほぼ感染リスクはありません。
もちろん食器や厨房内での感染対策などは知りようもありませんが・・
 
僕にとって嬉しいサービスは、ウェルカムドリンク飲み放題!
地元の日本酒やスパークリングワインなどがくつろげる落ち着けるロビーで飲み放題のサービス。
 
椅子も距離が置かれ、良い感じで思わず飲み過ぎてしまいました。
 
日本酒やワインはボトルに入っていて、利用する人が自分で持ってコップに注ぎます。
 
ディスポの手袋をするなどのボトルを介した感染リスク対策は特にはされていません。
 
 
もし私が翌日にCovit 19を発症しても誰にも感染させないかといえば、私が素手でボトル持ってしまえば、ボトルを介して誰かに感染する可能性はあるわけです。
 
この点に関しては、ホテルニューオータニのラウンジでは、必ず使い捨て手袋を使用するルールになっていた事を考えると、宿泊客間の感染防御は宿泊客任せという感じです。
 
部屋に帰って、何回か温泉♨️に入って休みました。ベットのマットもお布団もとても良くて、不眠症の私もぐっすり眠れました。
 
妻の誕生日にも気を使ってもらえて、妻も大喜び。
 
総じて安心して気分良く癒され、一泊することができました〜。
 
総じて
尚文さんのコロナ対策は充分でした。
あえて指摘するなら、飲み放題のボトルを介した客さん同士の感染リスクでしょうか。
しかしこれは自分自身がしっかりしていれば大丈夫です。
手袋までしなくても、ティッシュやペーパーを使ったり、あとで手指消毒で充分でしょう。
 
ということで、蛍雪の宿 尚文さんは
また行きたい素敵なお宿でしたよ!
 
最後に部屋のテーブルに置いてあったパンフレットの写真をあげておきます。
 
なかなかよくまとまっていますね!
 
みんなで安全にGoToを使っていきましょう
このブログが少しでも皆さんのお役に立てれば嬉しいです😊