シング・ストリート
【 評価 /満5点 】
☆☆☆☆ 4点
▼作品紹介
80年代のダブリンを舞台に、人生どん底の少年がバンド結成を機に、音楽の力で道を切り開いていく青春音楽映画
【 一言感想 】
エイモン(右)というブレーンがテーマの本丸
主人公は野暮ったいのに舞台に立てば魅力的というスター性を感じるものの、音楽の才格はバンドのブレーン的存在であるエイモンのほうが格上という印象がぬぐえない…
‘ 音楽は人生を変える ’のがテーマなのに脇役のほうがテーマの本丸を担っている
むしろ、エイモンと出会う事で主人公の人生が大きく変わっている
この時点で主人公自身の手で道を切り開いた感覚が乏しく感じる
【 メッセージ性 】
メッセージは明快だったけど代弁者が主人公じゃなかったことが残念だったかな

【 GOOD&BAD 】
- オリジナル曲が素晴らしい!
- 演者の魅力が溢れている!
- 兄貴かわいいなぁ笑
- もう少し陽気で悲惨なテイストが欲しい
- 展開にもっと抑揚があるべき
【 総評 /満5点 】
①脚本 ☆☆☆ 3点
前述したように…
シナリオでは主人公が『主人公』だけど、作品の主人公は『エイモン』って感じ
設定や脚本では、主人公はコナー君。
テーマの代弁者は、エイモン。
よって、視聴者的にはエイモンのほうが本作の主人公に相応しく感じるww
②演出 ☆☆☆☆☆ 4.5点
高いクオリティな本作の挿入歌は文句なし!
▼イチオシ神曲
♪Drive it like you stole it
③キャラ ☆☆☆☆ 3.5点

バンドのメンツとヒロイン、その家族たち、先生たち、恋のライバル…
ちょっと定員オーバーですねぇ
もっとキャラを抜粋してフォーカスしたほうが
深みのある人間として主人公を描けた気がするのね
▼主人公はヒロインのことしか考えていない印象

どん底を経験した主人公にとってヒロイン自体が希望なのは分かるんだけど、なんか受動的なんだよなぁ~
▽主人公の行動まとめ
- ヒロインに振り向いてほしいからバンド結成
- ティーンらしく彼女に対する感情を音楽で昇華
- しかし一歩先を行く彼女はモデルを夢見て男とロンドンへ
- 傷心の主人公だったが男に裏切られた彼女がダブリンに戻ってくる
- 彼女の夢を抱き込んでロンドンへいざ再出発 -完-
う~ん…
主人公の意思決定のほぼすべてがヒロインが関係しているのはいいんだけど、どこに向かってどこからスタートするのかを駅で例えたら…
ヒロイン駅:発 ↔ ヒロイン駅:着
ヒロインに始まってヒロインに終わるが過ぎる…
主人公に主体性が無いように感じるなぁ
どん底からの這い上がり方も音楽の力を借りているけど、エイモンのほうが音楽の才格があるようだし…
ロンドンへ行って人生を切り開く=バンドをレーベルへ売り込みに行く。というラストの行動も、彼女が男に裏切られてダブリンに戻ってきたから決意出来た事なんですよ
男から彼女を奪ったわけでもなく、
ロンドンに昔から強い憧れがあったわけでもなく…
主人公のくせにストーリーの中心に存在していない感じが否めないなぁ
④展開 ☆☆☆ 3点
’ 音楽の力でどん底から這い上がる ’ってのがキャッチコピーである本作
しかし、どん底ではない印象を受ける展開力ですねぇ
▽主人公の作中でのどん底レベル
- 教師や不良生徒にいじめられる
- 不景気で両親は離婚しそう
まぁ可哀そうですが、実情は…
- いじめてきたのは教師1人、不良生徒1人
- バンド結成に関して何故かクラスメイトは協力的で苦労なし
- 結成後もメンバーは友好的で、喧嘩もなく足並みそろっている
- いじめっ子の不良生徒でさえ割と簡単にクルー入りを果たす
- 両親は互いに不仲なだけで、子供に対して良き親である
- 兄姉と弟(主人公)の3人兄弟は皆仲がいい
…どん底って表現は悲観しすぎだろ笑
▼つまり!
もっとふり幅の大きい展開でなきゃ青春じゃない!
不幸や成功、挫折、ピンチやチャンスなどのドラマの抑揚に高低差が無いと作品として刺激が足りないし、主人公に非凡性が感じられなくなっちゃうよ
もっとドキドキさせられる展開であってほしかったですね
【 余談 】

主人公コナー役のフェルディア君
コナーという少年を芋くさいくせに時に、ぎゅっと胸が締め付けられるような繊細な人物として魅力的に表現していました
ホントに青臭いし野暮ったいんですけど突然セクシーな表情も見せるからドキッとしちゃうんですよね~
そして!
ブレーン的存在、エイモン役マーク・マッケンナ君

圧倒的に好きな顔に育っていてなんか嬉しい笑
美少年は目の保養にいいわ~
ということで!
ここでもう一度、ご覧いただきたいのは神挿入歌!
▼イチオシ神曲
♪Drive it like you stole it
他の曲も素晴らしいんですけどこれがとかく推し
【 予告編 】
▼2016年 105分 アイルランド映画
監督:ジョン・カーニー
出演:フェルディア・ウォルシュ=ピーロ
マーク・マッケンナ
レビューは以上です^^
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼ダイエット報告していいですか?
一応ね…去年の夏に始めたんですよ
あれ…?なんでかな…
順調にリバウンドしてる泣
約1年間でー3.5kgってヤバくね?笑
どう考えても基礎知識が足りないんですよね…
今後は食心理学の知見じゃなく、ダイエットに関する直接的な戦略が必要ですなぁ
もしかしたらダイエット記事の割合も今後増えるかも
がんばります!
bye-☆





