【評価】グリーン ブック
☆☆☆☆☆ 5点
▼あらすじ
舞台は1962年。
天才黒人ピアニスト(ドク)は粗野なイタリア系用心棒(トニー)を雇い、
黒人専用ガイドブック『グリーンブック』を頼りに、あえて差別の色濃い南部にコンサート・ツアーへ繰り出す。
旅の終わりに待ち受ける奇跡とは?
まさかの実話!
【一言感想】
友情ってこういうこと
【GOOD】
▼良い映画は笑いを忘れない!
終始コミカルタッチをぶち込んできて
シンプルすぎるシナリオなのに飽きさせない秘密がてんこ盛りでした
もともとコメディ映画監督として有名な人の作品ですが
内容の繊細さに垣間見えるコメディが彼の他の作品とは一線を画しています
ジャンルはヒューマン映画だしねw
シンプルに良いヒューマン映画とは
月曜の朝に観ても、金曜の夜に観ても同じ感動がそこにあり、
その感動を『また味わいたい』と思わせる魅力的な映画であるのが持論です
いや~最近そうゆうヒューマン映画に恵まれなかったので
直近で観た良作ヒューマン映画はこれで決まりです^^
【総評】
①脚本 ☆☆☆☆☆ 4.5点
まず、これはロードムービーなんですよ
分かりやすく起承転結がこの時点で成立していますよね
物語が始まる『起』では、トニーの黒人ヘイトにがっかりする妻が描かれています
もちろん、『結』では差別を超えた友情の軌跡の集大成が待っているわけです
この分かり切ったシナリオはシンプルだからこそ
人物像を素晴らしく描ける良い土台なんですよ!
しかもね、主要人物が少ないのwww
同じく巡業に赴く楽器担当者も2人、トニー側も奥さんだけww
この余計な設定はいらないシンプルさが大好きです
何より実話、伝記もの映画ですから
下手なエピソードは入れられないんですよね
監督はヒューマン作品が初だったそうですが
初めてで傑作って…いや~拍手!
②演出 ☆☆☆☆☆ 4.5点
特筆すべきはコメデティタッチでしょうなぁ
物語が進むにつれて明らかになるドクの心の深い部分が
なんとも愛らしく描かれているんですね
アングラでデリケートなシーンすら愛らしく感じるのは
なんといっても2人の掛け合いからでしょう
『鶏が先か卵が先か』は分かりませんが、
トニーとドクの掛け合いには、2人に対する親近感を増幅してくれる魅力があるんですね
だからこそ2人の欠点でさえ愛らしく感じてくるのがこの作品の特徴ではないでしょうか
キャラに対する愛着に、
2人の掛け合いからなる心地よい『笑い』は外せません
旅が進むにつれ笑いがどんどん増えていくんですよ
友情って”そういうもの”ですよね^^
③キャラ ☆☆☆☆☆ 5点
なにせトニーの描き方が秀逸です!
粗野でガサツな用心棒。
腕っぷしとハッタリで頼りにされて家族想いという一面もある
どうしてトニーという主人公にこんな惹かれるのか?
たぶんね、何よりトニーは素直な人間性なんですよ!
単純と言い換えれるほどではないけど素直さがあります
ドクが複雑なバックボーンを背負っている人物像なので
余計にトニーの素直さが際立つんでしょうね
トニーがドクの演奏を聴いて感動したシーンは彼の素直さを象徴したシーンです
考え改めると行動を変えることができるから”素直な人”なんですよね
ドクもトニーも互いに最初に芽生えた感情は
尊敬ではないでしょうか
リスペクトがなければ良好な人間関係は築けません
尊敬を抱いたことで、
目の前の人間の見方を変えていくトニーの素直さに感動するんですよね
▼余談ですが…
トニー役、ヴィゴ・モーテンセンといえば
指輪物語イチカッコいいアラゴルンで有名ですが…
本作の中年オヤジっぷりは見事でした!
さすがノミネート俳優!
やっぱ人間の王は別作品でも良い奥さんを手にするのねwww
エルフに見初められるんだからそりゃそうかwwww
④展開 ☆☆☆☆ 4点
ラストシーンで号泣したクチです
あるあるですが、
友情や愛情って2人だけで育むわけじゃないところがありますよね
人間は多面性なので父であったり、上司であったり、夫であったりするわけです
そんなどんな立場でどんなコミュニティーに属していても
この人の大切な人・または大切にしている人から受け入れてもらえる存在になれることで
友人・恋人として本当に認めてもらえるような気がします
ここではトニーの家族に迎え入れて貰ったドクを指します
なによりトニーの奥さんからのラスト一言は涙が止まらないwww
本当に心が温まるヒューマン映画でした!
私はおもしろいと思った映画は何回も観るタイプ。
時間があれば一日に数回観ますwww
この感動は言葉で綴るよりも頭が覚えているので
本作のレビューはこのへんで^^
私の好きなヒューマン映画トップ5にランクインしましたw
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昨日この記事書こうと思ってたんですが
観葉植物の世話に必死で逃しちゃったんですよね
台風が大したことなくてよかった!
bye^^



