私は去年、人生において「二つ目の願い」を叶えた

一つ目は、富士山の初登頂

二女とツアーに参加
5合目までバス。登り始めた6合目で凄い嵐に遭遇

ざんざんと大雨が降り、それがいつの間にかひょうに変わり、バリバリという音に

眼下には雷鳴が轟き、山小屋は人で一杯

落石と落雷による怪我人も出て辺りは騒然としている

こんなので上に登れるのか?心配になった

しかし、それが過ぎ去ると全くの快晴

登って行くにつれ、呼吸するのが大変に

「思いきり息を吐ききることで、自然に息が入りますから」とのアドバイスを忠実に実行するも、岩場を上がろうと少し片足を上げるのも大変

8合目で、泊まり、夜中に出発

下を見ると登頂の人たちのライトの列が蛇行してずっと続く

頂上に着くとまだ、8月10日だというのに
なんと、うっすらと雪が積っていた

当日が初冠雪との事

そんな雪を体の下に感じ御来光を待つ

すぐ横は雲で一杯。飛び込めないのはわかっているけど、「飛び込んだら気持ちいいだろうな」と考えてしまうほどの

まさに「雲海」

そして、御来光の神々しいこと

あいにく、高山病にかかり下山は頭痛に苦しめられたが、娘に荷物を持ってもらい、何とか歩く

しかし、大砂走りは、ザクザクと走るように降りるのが、凄い快感 !!

頭痛も忘れた

バスに戻り、鎮痛剤を飲んで一寝入りすると頭痛は収まった

行ったことのない人へは一度は、オススメ 

あの感動は経験してみないとわからない

そして今回は沖縄の海でのスキューバダイビング

青の洞窟まで船で移動

呼吸の練習を船上でしたものの

本当に海の中で呼吸が出来るのか?

心配になり潜るのを躊躇した

でも、ここまで来て潜らないのは絶対に損

と覚悟を決め、海の中へ

インストラクターの人が持ってくれているので、基本的には大丈夫なのだが

とにかく息をするのが精一杯

今回も海の中、娘が横にいてくれたことで
安心が出来た

「自分が海の中にいる」そのこと自体不思議な気持ちであった

海上に上がり、「普通に息の出来ること」が

なんとありがたいことか!と感動

普段当たり前に思っていること

例えば目が見える。耳が聞こえる。

歩くことが出来る。

そんな「当たり前」に思えることも

いつ、どうなるかわからない

そう考えると「当たり前」のことが

実は「与えられている幸せ」だと気づく

それを数えることで、どれほど多くの
「幸せ」に気付けるか?

そして、感謝することで「さらなる幸せ」を
招くことが出来る。