こんばんは
クライアントさん
「コーチ、ノートがいっぱいになりました」
私
「もう！！ですか？」
クライアントさんの言う『ノート』とは・・・・
『１０年後、こうなっているノート』と言って
私が、ときどきクライアントさんにリクエストするものです。
リクエストなので
そのノートを書きたいか、書きたくないかは
もちろん、クライアントさんに選択していただきます。
クライアントさんの心の中で
なんとなく
これから先が見えなくなってきたり
”現状の温泉”というぬるま湯に浸かってしまって
気持ちはあせっているのに
温泉から（楽な状況）から出られず・・・
にもかかわらず、
心の中では
葛藤が起こっているようなときにリクエストしてみることがあります。
例えば、今クライアントさんが３８歳だとしたら
『 ４８歳の時、こうなっているノート 』 作ってみませんか？と
リクエスト。
クライアントさん
「・・・？
４８歳の時、こうなっているノート ・・・？
ん・・・？
１０年後なんてまだ、考えてないなぁ～
それより、明日のことが・・・・」
私
「そうですか・・・。
１０年前を振り返ってみて
今日までの１０年って、どのくらいの速さでしたか？」
クライアントさん
「えっ！？
あっという間でした」
私
「あっという間でしたか・・・。
では、今日からの１０年後って
どのくらいの速さだと思いますか？」
クライアントさん
「もっと、速いと思います」
私
「このまま、何も変化を起こさなくても
起こしても１０年は経ちますね。
もし、何も、変化を起こさなかったら
１０年後、どんな自分だと思いますか？」
クライアントさん
「毎日が あっという間なので、
ただ年をとるだけ・・・という気がします。
あっ、ちょっと
具体的に
１０年後の自分について考えてみたくなりました」
私
「そうですか。もしよかったら
○○歳の時、こうなっている、というタイトルで
日々思いついた、やりたいこと、達成したいことなどを
ノートに書いてみませんか？」
と言う流れで始まりました。
そのノートは
２００９年１２月２１日から書き始め
３１日にいっぱいになったのだそうです。
普段、いろんなことを考えていて
アイディアも浮かびますが
それらは、
意識していないとすぐに頭の中を素通りしていきます。
しかし
一つの目標に向かい
そのことに関する情報を思いついた時
できるだけすぐに
メモ程度でよいので
書き記し始めると
あっという間にいっぱいになります。
そして
自分が書いたアイディアを眺めていると
連鎖的にまた、新しいアイディがわいてきて
ノートはすぐにいっぱいになってしまうのです。
この、クライアントさんは
ノートを書くようになってから
『頭がさえて困る！』と
おっしゃっていました。
脳が
いつも
「得たいゴール」に向かうための情報を集めているからなのです。
人は死ぬまでに
ほんの数パーセントしか脳を使っていないといわれています。
このクライアントさんは
いま、子供の時のように
さまざまな ことや物から情報を集める脳内システムが
働き出しているように見えました。
あなたは
１０年後、どうなっていたいですか？
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