人の先を歩く。


1988年頃。

香港に遊びに行ったら、ビジネスマンの流行り、ステイタスは携帯電話だと聞きました。

周りを見渡すと、縦横が電話帳くらい。奥行き8センチ程の持ち歩き用の電話(バッテリー付)を肩から掛けている人を時々見かけました。

その頃日本では、車に電話がついているのがステイタスでした。
親の車にも付いていましたねぇ。

香港で巨大な携帯電話を肩から掛けているのが、子ども心にとても可笑しく見えて笑っていたものです。


その後日本にも、大きな携帯電話が登場。

そしてポケベルの時代が到来。

それから一般的に携帯電話が普及。

電話はどんどん小型化し、個人で持つようになる。

カメラがついているのが当たり前に。

2008年。
携帯電話がパソコン化するほど、目覚ましく発展。

香港で笑っていた時から
ここまで20年。

経済の発展や流行りの移り変わりって見てるとホントに面白いですね。

その他にも1990年頃、アメリカに行ったときに流行っていた服装が、2年後に日本で流行っていました。

流行る時には、大手の企業が量産し、安く手に入るようになっている。

そうなってくると消費者が求めている流行りとは別の流れで、売りたい企業が計画的に準備し、仕掛けられた流行りで…
二匹目のどじょうが現れて、どこに行っても似たような商品が並ぶので、日本中老若男女同じような服を着るようになる。

コーチングも
周りに伝え始めた4年前は、
「はぁー?コーティング?」
と誰も理解してくれなかったのに…

今はアチコチ呼んで頂けるようになりました。

嬉しいですね。

でもまだまだ知らない人は多いし、珍しがられているし、
一方で、講座や知識の量産も行われていて・・・

ただの学問と資格だけのペーパードライバーになっちゃっている人もいるし…。

このコミュニケーションセンスも
携帯電話のように、質がグレードアップしながらも

老若男女誰もが当たり前に使いこなせる世の中になるといいなって思っています。



端から見ると
ふうーん、コーチング?自分には関係ないね。って笑われるかもしれないけど、人の先を行くのって何でも理解されるまでが時間かかるのよね。

最近の全国開催地の受講生さんの多さは、
やっと世の中にキタかなって嬉しくなります。

「コーチング」が日本に入ってきたのが約15年くらい前。

知識として知るというより、現実に生かせるか生かせないかを重要視する方向に、

シフトしてきているんですよね。

ヽ(´ー`)ノ