「僕はもうこの人を否定するのを
やめようと思ったんです。」
この言葉はコーチングを職場で
実践されているO様
(50代男性)のお言葉です。



O様は2人でマネージメント
を任されていました。
けれども、O様はその相方の
マネージャーが大嫌い!!
度々、口論し職場の雰囲気も険悪。






上司からも注意されてしまい
「このままじゃ、マズイ。」
と、危機感だけは感じていましたが、
何をどうすればいいかわからない。



そんな時にコーチングに出会いました。



「本当は同僚どどんな
関係で仕事をしたいのか?」
と望む未来を問いました。



すると
「本当は仲良く、楽しく仕事がしたい!」
という心の奥底にあった素直な気持ちに
気づけたのです。



では、自分がどんな態度で
接するとそうなるのか?
相手は僕に何をわかって
欲しいんだろう?



と、考え始めた時に
「何ていってやろうか?!
どう言い負かすか?」



と自分の主張ばかりで
「相手の努力や頑張りを
表面的にしかみていなかった。」
という事にも気づいたのです。



そこで
「僕はもうこの人を
否定するのは
やめよう。」
覚悟を決めました。



そして単なる傾聴ではなく
「何を頑張っていて、
何を大切にしているか?
という
相手の関心に関心をよせて聴く
コーチングコミュニケーションを
少しずつ取り入れて関わりを始めました。



すると3ヶ月位から変化が起き始め
今では相方のマネージャーを
「大嫌いから大好きに
なりました!」
という驚きの展開になったのです・・・!



そして、社長から
更に職場改革していくための
相談まで受ける様になりました。



ストレスも減りプライベートでは
資格をとる為の学びの時間も
趣味の時間も確保し大充実の様子です。






他にも取り組んだことは・・・



ビフォー

・朝の挨拶は顔も見ずテキトーに「オイッス」
・「お前ら(部下)ミスすんなよ。」
と心の中で思っていた。
イヤ、口に出して言っていたかもしれません。
・ミスがあれば犯人捜し



アフター

・出勤したら笑顔で相手の顔をみて
「おはようございます!」
・「今日も○○(ルール)守ろうね~。
頼むね〜。」
(○○するなよ!の否定ではなく、
して欲しい事を伝える。)
と、フロアのみんなに声をかけていく。



・ミスがあったら「何があったの?」
「そこから何を学べるだろう?」
というスタンスで聴く。



もうこれだけでもマネージャーが
毎日やっていると職場の空気感が
随分よくなると思いませんか?






新しい行動・実践するのは
本当に勇気がいるものです。
いやー、本当にO様よくやりました!!



O様が何を実践したか?
まとめると
1・どんな関係を築きたいか?
未来にむけて発想する。
2・覚悟を決める
3・相手目線になって聴く・伝える。



「自分の在り方次第で、
相手との関係性もガラッと変わるんだ!」
と改めて実感するケースでした。



相手を嫌い、
相手の悪い所をみつけるのは簡単。
けれどもそこにチームの発展も
自分の成長もありませんよね。



もっというと協力しあえないと
ミーティングも引き継ぎもまともにできない。いちいち時間がかかる。



利用者様への支援は統一感なく、
サービスの質も上がらない。
問題が頻発する。
残業も増える。



そこから脱し
ムダな残業や悩みから開放されて、
利用者様の満足度も上がる!
更に楽しく、協力し合える現場に!



そんなチームを創る
コーチングコミュニケーション、
あなたも取り入れてみませんか?