福祉リーダーの自走する

チーム作りをサポート

メンタルコーチ森ゆきこです。

 

 

 

皆さんこんにちは。

8月中は娘が夏休みという事もあり

家庭優先の日々でした!

コーチングセッション以外の仕事は

ストップしていましたが

9月にはまたブログの更新頻度を

上げていきますキラキラ

 

 

 

さて、今日のテーマは

ニセのポジティブ・「エセポジ」です。

 

 

私は全国にいるコーチ仲間達と

朝6時から15分だけ

「朝活」

を習慣にしています。

たったの15分ですが、とっても濃い時間。

昨日のプチハッピーやチャレンジした事、

変化した事などシェアしたり、

テーマを決めて

プチコーチングなどをしています。

 

 

 

そんな朝活の今日のテーマは

「10年前のあなたは、何をしていましたか?

 あの頃の自分と比べて1番成長したことは?」

でした。

このテーマをきっかけに思い出したのが

「エセポジ(ニセのポジティブ)だった頃の私でした!」

「エセポジでもったいないなぁ~。」という人も見かけたり

「エセポジから脱却したクライアント様」もいたりするので

ブログの読者さんにもシェアしたいお話です。

 

 

 

 ニセのポジティブさんやってませんか?

 

10年前の私は

「私の人生の底」からの回復期でした。

10年近く続けていた福祉現場をバーンアウト寸前で退職し、

10ヶ月程のんびりとした時間を過ごしていました。

 

 

 





今振り返ってみると、

バーンアウトをしかかった頃の私の心の状態は

「無理してポジティブをやっていたんだな~。」

と思います。

どういう事かというと、昔の私は…

「私は仕事がどんなに辛くても、

恋愛が上手くいかなくても

私は幸せなんだ。

帰る家もある。

ご飯も食べられる。

お金もある。

ハンディのある利用者さんも日々、頑張っているんだから

私の辛さなんか大したことじゃない。

だから私は幸せなんだ‼」

と強く言い聞かせていました。

こう素直に思えてるなら良いのですが

「こう考えなければならない。」

という思考でした。

 

 

 

本当は悲しいのに、楽しまなくちゃ!

本当はやりたくないのに、やらなくちゃ!

本当は相談したいのに、これくらい自分で解決しなくちゃ!

本当は後悔しているのに、後悔なんて私の人生にはない!

本当は慕われたいのに、リーダーは嫌われてナンボ!

本当は辛いのに、幸せなんだ!

と、

ネガティブをない事にしたり、

自分の気持ちに嘘をついてごまかしたり、

必死に

ポジティブに考えよう!

としていました。

 

 

 

更には自分だけにはとどまらず、人に対しても

「どうして○○さんて、

あんなに批判やネガティブばっかり言うの?!」

「愚痴を言う人は本当にヤダ!

ネガティブは大嫌い!」

と口に出しては言わないまでも、

一人で勝手に心の中でイライラ・

人にもダメ出ししては

「ずっとネガティブ撲滅キャンペーン」

をしている状態(笑)

 

 

 

ちょっと我に返ったかと思えば

「でもあの人が悪いんだから仕方ないよね?!

・・・イヤイヤ、人を責めてはダメだ。

相手が悪くないならやっぱり私が悪いんだ。」

と、ずっと良いか?悪いか?

のジャッジメンタル。

こんな風に

「上手くいかない過去の原因」ばかり考え

ダメ出しする様な

考え方をアドラー心理学では

「原因論」といいます。



平気なフリをして無理してポジティブを装う。

それを繰り返すうちに自分の中で違和感

うまれ心が疲れていたんですよね。

 

 



 


これはもう、無理してポジティブを装う

ニセのポジティブ。エセポジでした。

 

 

 

メンタルコーチになった今の私なら

当時の私にこういいます。

「それ、逆にしんどくない?!

かなりこじらせてるよ~。

今のあなたの状態は

本当のポジティブとは言えない。

辛い時は、辛いと言ってもいい。

後悔したっていい。

どんなネガティブな自分も受け止めたら

ちゃんと自然体でポジティブな

自分に会えるから大丈夫だよ。

だからもう自分に嘘をつくのはやめよう。」

と。

 

 



 


これを言っても、プライド高いし、

何重にも心に鎧を

つけてるからすぐには

認められないだろうけど(笑)

あたたかくメンタルコーチが

受け容れる関わりを続けてくれたら

きっと心もほどけてきただろうな〜、

なんて思いますイエローハート

 

 

 

  「自然体でポジティブ」になる3ステップ

 

 

 

どんな人間の人生の中にも

ポジティブな感情・出来事も

ネガティブな感情・出来事も両方あります。

だから自分の中のネガティブ・ポジティブも

両方を平等にみる。

ネガティブな体験からも得られた事、

学んだ事もあるワケです。

だから様々な感情・出来事を

味わってきた自分を「全体」として捉える

事が重要なのです。

そして目指したいのは

「自然体でポジティブキラキラキラキラ

 

 

 





自然体でポジティブになれる3ステップ

 

①自分の今の心の状態に気づけているか?

②そんな自分を認められているか?

③だからこそ「どうなったらいい?」という

未来に向けて発想する

 

 

 

1つずつみていきますね。

 

 

 

①自分の今の心の状態に気づけているか?

「自分の本音」「自分の感情」に

アクセスして自分の心の声を聴く。

・物事が上手く進まないのはアノ人のせい。

・物事が上手く進まないのは自分の能力が低いからだ。

とか、どんなにネガティブな自分

がいてもいい。

まずは自分の本音に気づく。

 

 

 

②そんな自分を認められているか?

ネガティブな自分に気づけたら

ありのままの

自分自身を否定しないで

認めてあげることです。

セルフトークはこんなイメージです。

「あんな事あったら悲しいよね。

それでも前向きに頑張ろうと

しているんだね。」

っと一旦自分を受け止めて

ホッとさせてあげる。

感情を吐き出す時間を作る。

とにかくどんな自分がいてもいいんだ。

と認めてあげるのです。

 

 

 

③だからこそ「どうなったらいい?」という

未来に向けて発想する

この自分を受け止めるプロセスを

しっかりと経て

未来に向けて思考していきます。

「だからこそどんな自分でありたい?」

「だからこそどうしたい?」

「だからこそどうなったらいい?」

と未来に向けて発想していくのです。

 この発想がアドラー心理学でいう

「目的論」と呼ばれている考え方です。


 





ここまできて、やっと自分の内側から

エネルギーが湧き始め、

本当のポジティブ

自然体でポジティブ

になっていけます。

 

 

 

ここまで読んで、

「私もエセポジしてるかも!」

と思い当たる人はこのステップを

踏んでみて下さいね。

 



 そして、このエセポジ状態に気づき

愕然としているあなた。

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