福祉リーダーの自走する

チーム作りをサポート

メンタルコーチ森ゆきこです。

 

 

前回の記事では、

「言いたいけど、言えない…」

そんな時あなたはどんなコミュニケーションを

とっているのか?

という自分の傾向を掴むお話をしました。

 

 

 

今回は

「自分も相手も大切にする」という

アサーティブコミュニケーション。

これを実践していく為の方法を

ご紹介します。

大きく3つのポイントがあります。

 

 

 

  ①「自分の本音が何か?」を自分が知り、受け止める。

 

相手がどうあれまずは、

自分の心とコミュニケーションをとる

事が先決です!

あなたが

「何に怒りや悲しみを感じるのか?」

「その出来事の何が嫌なのか?」

「何にモヤモヤしてるのか?」

こんな風に自分が何を感じているのか?

を自分自身がしっておく必要があります。

その感情に気づいたら

「私は本当はコレが嫌だったんだね。」

と、まず自分自身が自分を受け止めて

心を落ち着かせてあげる必要があります。

 

 

 

 

 

 

感情は自然に湧いてくるもの

なのでそれを抑えて、なかったものに

しようとしたり気づかないふりを

しているととてもキケンです。

なぜかというと、

「自分を大切にする」という視点から

遠ざかってしまうからです。

自分をないがしろにしていると

そのネガティブ感情がふとした瞬間に

爆発してキレたり、

遠回しに嫌味な言い方として

出てしまうから。

まずは自分の本音を知りましょう。

 

 

 

 

  ②「相手とどんな関係を作りたいのか?」相手との理想の未来を考える。

 

 

例えば…

「自分の素直な気持ちを冷静に

伝えられ、また相手の気持ちもきけて

お互いに話し合える関係になりたいのか?」

「ストレスを感じない距離感を持って

割り切った関係でいたいのか?」

「もうこの関係を終わらせたいのか?

この関係を終わらせたいのなら

どんな終わり方にしたいのか?」

という風に

「自分が相手とどうなる事を

望んでいるのか?」

という事を考えておく必要があります。

この「理想の状態」に向けて

自分は相手とコミュニケーションを

とるのです。

この時に相手をやりこめようとか

「コントロールしよう」

という方に意識をむけると上手くいきません。

理想の関係にむけて、

自分には何ができるのか?」

という部分に意識を向ける事が

大切なのです。

 

 

 

  ③相手になりきる程に、相手の立場を想像する。

 

 

①②を経て、相手の立場を想像します。

「大人にならなくては…」

「相手を悪く言うのはいけない事だ。」

と相手の事ばかりを優先して

①②をすっ飛ばして③からチャレンジしてしまう

事も多々あります。

けれど、自分の気持ちを

ないがしろにしたままだと、

また不満が出てきて、本当の意味で

相手の立場に立つことができません。

だから①②もしっかりチャレンジして下さいね。

 

 

 

「相手は日頃何を考え、

何を頑張っているのか?」

という相手の立場になりきって

想像してみます。

「自分がなにやってるか

わからないほど、忙しい。」

状態なのか?

口に出していわないまでも

「どうせ自分は仲間に疎まれて

いるんだから、

今更どう思われたってどうでもいい!」

と思っていそうなのか?

「相手の心の状態はどうなんだろう?」

と相手の立場に立ってみるのです。

そうすることで

自分の感情だけで頭が一杯という

状態から客観的になれる効果があります。

 

 

 

こんな風に

いざ相手に伝える前に

視野を広げ、視点を変え「考える」

という時間が必要なのです。

 

 

 

 
 
 

「アサーションのスキル」

は存在しますが、それだけで学んでも

うまくいきません。

自分とのコミュニケーションが

前提にあります。

 

 

 

「言いたいけど、言えない…。」

「もっと上手く伝えたいとき。」

まずはこの3つのポイントから

おさえてみて下さいねキラキラ