こんにちは!

ドラマティック☆コーチング

長瀬尚彦です。

 

 

自分シナリオで輝きたいと思っている人の

背中をそっと押す

そんなブログをお届けしています。

 

相手の話しが全く見えないときって

ないですか?

 

家族や友人とのコミュニケーションの場面。

お客様との商談などのビジネスの場面。

 

いろいろあると思うのですが、

そんな時、あなたはどうしていますか?

 

 

 

なにが言いたいか分からないとき

 

相手の話が見えないときって、

あまりにも抽象的な言葉の羅列だったりします。

 

ビジネスだと、こんな言葉が出てきたら要注意です。

 

「○○を推進する」

 

「○○を徹底する」

 

推進とか徹底って、

実際には何をするのか分からない。

 

コミュニケーションでも、

「その辺のことはわかってよ」

 

そんなことを言われても、

「どの辺なの?」

って言いたくなってしまいます。

 

また、自分でも、

実際に何がしたいのか分からなくなってしまった時、

具体的に言葉が見つからない

なんてこともあると思います。

 

 

そんなときに使える、

「チャンクダウン」という方法があるんです。

 

 

チャンクダウンとは

 

「何がしたいの?」

 

私もコーチングをしていて、

そんな経験たくさんあります。

 

先日、

営業担当者とセッションでも

こんなことがありました。

 

これから開催するイベントを

成功させるというテーマだったのですが、

 

私:「そのイベントに向けてどんな準備をしていくといいのかな?」

営業:「見込み客に案内して、フォローを徹底します」


そんな、漠然とした答えが返ってきました。

 

 

コーチングでは、

「Yes or No」や選択肢が狭められた質問

(限定質問)は使いません。

 

どうしたいか?といったように、

広くその人の考えが自由に答えられる質問

(拡大質問)を投げかけます。

 

クライアントの中には、

何を答えていいのかわからず、

抽象的になったり、

「教科書に載ってた?」

みたいな具体性のない答えが

返ってくることがあります。

 

 

そんなときは、

5W1Hをはっきりとさせる質問

するといいんです。

 

When:いつ
Where:どこで
Who:だれが
Why:なぜ

What:なにを
How:どのように

 

これは、「チャンクダウン」という手法。

漠然とした答えの塊(チャンク)を

少しずつ砕いていきます。

 

 

ここで大事な質問はWhatとHowです。

現状を共有してから、

 

「では、これから何をすればいい?」

 

「どうすればこれができる?」

 

そう聞くことで、

相手は一般論や

その場しのぎの言い訳ではなく、

有効な方法へと意識を向けます。

 

営業の答え「見込み客に案内して、担当者がフォローを徹底します」を分解すると、

 

「案内する」

「フォローする」

「徹底する」

 

それに、何を、どのようにと

具体的に答えてもらう。

 

そして、

「いつ」、「どこで」、「誰が」と続けて、

「動きがあるシーン」

として浮かぶように質問を加えていきます。

 

 

シーンとして具体化されることで、

答えた本人も、コーチの私も

より深く理解することができます。

 

 

 

「これから何をすればいい?」

「どうすればこれができる?」

から始まる「チャンクダウン」というやり方。

 

こうすることで、

話した人の「何がしたいの?」ということが、

聞いているあなたにも、

「行動」として理解できるようになります。

 

もちろん、あなた自身が分からなくなった時も、

自分の問いかけてみてください。

 

 

是非お勧めです。

 

 

 

自分シナリオに描く言葉

 

自分のやりたいことが分からなくなったら、

チャンクダウンをしてみよう。

 

今日も最後まで読んでいただき、

ありがとうございます。

あなたの夢がかないますように!