おもい かんがえ | コーチング・ガレージ

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公認会計士、弁護士、中小企業診断士、理学療法士、薬剤師、建築士、経験豊富な企業人のプロコーチチームが執筆するブログ。

こんにちわ

次への一歩をアシストするビジネスコーチの福田です。

 

建設業・SIerを経て、通信建設の業界で経営管理部門を経験し、今は住宅産業で専任技術者という立場で、緩やかに経営変革の成り行きを観ています。

 

 

# 「質問」は人の思考を強制し、思考を促す。

と、塙コーチが始めると、

# 「なぜ?」と問われて、自分自身の思考、感情、行動の原因を検証するとき

と、阿部コーチが展開しています。

 

いつの頃からか、このリレーブログ、深い考察が続いています。

フォロワーの方に読んで貰うことより、考察の連鎖を楽しんでいるような。

日常的に、普通に使われる言葉を捕らえて深掘りしていますね。

お二人のアーティクルに出てくる「思考」という極普通に使われている言葉が気になっていました。

私はコピーとして「思考整理の案内人」と謳っています。

まだ、コーチングを学ぶ前に、メンターだった先輩社員が、私の仕事ぶりを観て、そう呼んでくれたのです。自分で思考整理するのではなく、どなたかの思考整理をお手伝いすると取れるので、まさにコーチングを表しているようで、とても気に入っています。今の職場でも、そういう立ち回りで、短い期間で評価と信頼を得ている実感があります。

 

「思考」、普通に受け取ると、客観的に合理性に基づく働きのように受け取れそうです。

でも、「思考」って、「思う」と「考える」の組み合わせですよね。

 

 

分解して捉えると、

思うは情緒的、感情的な世界と、

考えるは論理的、理性的な世界。

ふたつの世界を一つの言葉に表しています。

言い替えると、

思考って、合理性だけではなく、感情を伴って展開することだと言えそうです。

それって、人間らしさですよね。

 

そして、

軽い課題に対して、合理性と理性に基づいて下すのが判断で、

重い課題に対して、直感と感性を信じて覚悟するのが決断なのかも。

エッ、その関係性と脈絡は、問い掛けられそうです。

 

「合理性と理性に基づく」をビジネスシーンの言葉に置き換えると、ファクトベースでしょうか。「事実に基づく」ですね。

これは、判断する人の経験・知見によって振れ幅はあるけれど、どんなマネージャーが取り組んでも同じよう判断(結論)が下されそうです。

しかし、会社の行方を左右するような経営課題については、合理性と理性をベースとしながらも、理念・信念・価値感をベースに、平たく言えば理屈を越えたところで「決断」される、と思います。そう思うと経営層って大変ですよね。

 

もっと身近なことで思い起こすと、

あなたが一生を共にする伴侶を決めたとき、

それは合理性に基づいた判断でしたか?

それとも根拠は希薄でも
「この人となら」という直感や決断でしたか?

 

合理性に感情も伴うことに意味があり、

考えて判断し、思って決断する。

そう考えると「思考」て吟味された言葉で深いなぁ。

そして、

感情を最大限に尊重し、やりたいと決断したことを行動に移すように背中を押す。

コーチングって、理に叶っていますね。

 

んっ? ひょっとしたら、この話題って

「利き脳」によって受け取り方が違うのかな?

 

「思考整理の案内人」こと福田でした。

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