「即座の習得」とは見よう見まねですぐできてしまうこと。
大人は、動く前に動作を理性で理解し分析しようとします。
「足の位置は・・・」「ひじは・・・」「タイミングは・・・」。
まず考えてから動きます。
しかし、
この時期の子どもは、初めてチャレンジする動作を、
見ただけでできてしまうことがあります。
この時期が【ゴールデンエイジ期】と呼ばれています
またこの時期に習得した動作(技術)は大人になっても
落ちないという特徴があります。自転車もそうです。
何年も自転車に乗っていなかったのに・・・
ふと自分の子供に教えるときに「あっ、普通に乗れた・・・」
って人もいるのではないでしょうか?
また、ロードバイクを趣味にと30代後半から
購入して乗っても、まず転ばないでしょう! 形がいびつ
なので違和感は感じますが・・・
なんでだ??? 『人間の本能』が遺伝よりも勝るのか?
そう、遺伝とは骨格や性質的な要素がその遺伝子配列から似ることをいうのであって
やれることが、同じではないのです。
努力の天才「イチロー選手」は、素質が元々あったわけではないですよね!
父ローは素朴な一般的な方と報道されていましたよ。
努力の度合いや強度といった生まれた後に個人的に習得したものは
遺伝しません。 もし遺伝していたら、すっごい人間がありふれて
いて変な世の中になっちゃってます(笑)
さて、本題ですが『すべての人間の一生に一度だけあるこの時期』は
10歳~12歳の2年間と学会でも紹介されています。
所説ありますが、ズレてもその前後の年齢です。必ずあります。
運動神経という神経は正式にはありませんが、
動作・言動にまつわる様々な神経系が複雑に合わさって
脳からの信号系と掛け合わされると動作になります。
下のスキャモンの発育曲線でみれば神経系の人生における
完成が何歳なのか? が分かります。
でも、間違えないでください!
これはこの時期にやっただけ伸びるということではなく
この時期に習得系のことをやっただけ、やれることが短期間で
増えるということです。
この時期に筋トレしたら、のちにボディービルで優勝できるわけでは
ありません。
ただし、この時期に様々な動作系の学びをすると
あらゆる分野に順応できる人体ができあがることは間違いないでしょう。
例えば高校から始めた弓道などがあれば
弓を弾く動作や指・手・肘・腕と連動した部分の感覚が
瞬時にモノにできる可能性だって秘めていますよね。
ps)最近のコロナ影響で、自宅トレーニングが密かにブームですよね!
私も在宅勤務で食欲が増して、コロナ太りですので、今ダイエットとして
トレーニングをしています。 至って簡単でかつ飽きない安価な器具です。
毎日お風呂に入る前と寝る前に20回を違う取っ手の位置に変えて
腕立て伏せをするんですが、身体を支える筋肉って全身運動になるので
とてもいいですよ! 1か月くらいになりますが、-2.5キロでした!