こんにちは!

ライフコーチのSEIKOです。

コーチングをもっと身近に活用して

いただけたらいいな、という思いで、

書いているブログです。

 

いつも、NLP(実践的心理学)の学びや、

NLPコーチングに関する、

わたしの気づきをつづっております。

 

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「〇〇しないようになりたい」

という問題回避型の目標設定

で気をつけること


 

 

「〇〇しないようになりたい」という思いは

身近にたくさんあります。


 

遅刻しないようになりたい…

寝坊しないようになりたい…

 

失敗しないようになりたい…

怒られないようになりたい…

 

緊張に負けないようになりたい…

人見知りしないようになりたい…

 

 

こんな風に、たくさんの表現が思い浮かび

ますが、特に珍しくはないですよね。

 

 

「○○しないようになりたい」という目標は、

ごく普通に、身近にあり得ます

 

その問題を乗り越えたいわけですから、

最初に思いつく目標・ゴールとしては、

とても自然です。

 

 

 

 

で・す・が、

明確で適格な目標・ゴールとして扱ってよい

かというと、必ずしもそうは言えないんです…

 

 

その理由を、ロバート・ディルツ氏の著書

『NLPコーチング』から引用します。

 

 

確かにこれはゴールを特定するため

一般的な方法であり、ワークを

始めるよい出発点になりますが、

「あなたは何が欲しいですか?」と

いう質問には答えていません

欲しくないものを表現しているだけ

で、真のゴールにはなっていません

 

 

 

 

 

 

「○○しないようになりたい」という否定形

の表現は、問題の状態を表しており、意識が

その問題にフォーカスしてしまっています。

 

 

極端に言うと、お子さんに「転ばないよう

にね。」「こぼしちゃダメよ。」と言うと、

かえって転んだりこぼしたりしてしまうのと

同じように、NGを出すべき状態に自分を

誘導します。

 

 

なので、目標・ゴールとしては、問題を解決

した先にある望ましい状態を、肯定形の表現

で表すことが理想なんです!

 

 

 

先ほどの例を変換してみると、こんな風に

なりますかね。

 

 

「朝や出勤時に、余裕をもって時間を使える

ようになりたい」

「あらゆるフィードバックを受け入れて成長に

つなげられるようになりたい」

「落ち着いた態度で人と接することができる

ようになりたい」

 

 

 

 

 

 

 

そうは言っても、どうやって肯定形の表現

にするの?と疑問に思われる方も少なく

ないはずです。

(わたしもそうだったから。)

 

 

先にある望ましい状態を考えるなんて、

とてもそんな高望みはできないよ、と、

抵抗感のようなものを感じてしまうかも

しれません。

(わたしもそうだったから。)

 

 

 

上記の書籍では、段階を踏んでゆっくりと

適格な目標・ゴールをつくっていく一連の

質問を示してくれています。

 

 

一部をご紹介しますと…

 

 

  • 問題の状態の代わりに、どう
    ありたいか?
  • 望ましい状態を既に達成できている
    人、ロールモデルとなる人
    は誰か?
  • もし既に望ましい状態を達成できて
    いるとしたら
    、どんな行動をとって
    いるだろうか?

 

 

このような質問を順にしていくと、一歩一歩

ステップを踏んで、単なる問題解決でない、

真の目標・ゴールをイメージできるように

なってきます。

 

 

 

 

 

 

そして、わたしが思うには、問題回避型の

思考が強い人は、肯定形の目標設定が

できるようになるには、多少、時間と手間

かかります

 

なかなか思考が切り替わらないのです。

 

 

でもあきらめなくてダイジョウブ。

身体的なトレーニングのように、じっくり

少しずつ、鍛えていきましょう

 

すぐにはできなくても、徐々に慣れていき

ますよ。

 

 

 

 

 

わたし自身も、いまだに否定形から始める

ことが多いです。

一歩一歩ステップを踏んで、考えてみる

ようにしています。

 

 

一緒にがんばりましょう

 

 

セッションで体感してみたい方は、是非

ご一報くださいね。

 

 

 

 

 

 

今日もここまでお読みいただいて、
ありがとうございました!!!

 

 

 

 

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