こんにちは!

ライフコーチのSEIKOです。

コーチングをもっと身近に活用して

いただけたらいいな、という思いで、

書いているブログです。

 

いつも、NLP(実践的心理学)の学びや、

NLPコーチングに関する、

わたしの気づきをつづっておりますが…

 

 

時々コーチングの話題から脱線して、
歌舞伎のことを書いています。

 

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これって方言じゃなかったの?

歌舞伎で知る、方言に残る

むかし名残りのコトバたち!
 

 

 

時々、歌舞伎をご覧になったことのない方に、

「歌舞伎って、観て分かるの?

コトバは聞き取れるの?

と聞かれることがあります。

 

 

どうやら、観ても何をやっているか分からない

もの、何を言っているか分からないもの、

という印象をお持ちのようです。

 

なるほどね~

 

 

わたしはこう答えます。

「そういうものもあるし、

そうでないものもあります。」

 

 

 

確かに歌舞伎は、誕生が17世紀初頭だそう

ですから、数百年の長い歴史があります。

 

長い時間をかけて生き残ってきたお芝居は、

古いコトバが使われていていたり、現代とは

リズムやペースが違ったりするので、確かに

セリフや語りが聞き取れないことがあります。

 

 

ただ、歌舞伎の演目の種類は幅広いので、

そういうものばかりではありません

 

 

時代劇もあれば、現代劇もある。

悲劇もあれば、喜劇もある。

セリフが分かりやすいのもあれば、

分かりにくいのもある…

 

 

ま、そいうわけで、初めてご覧になる方は、

是非、詳しい方に、初心者にも分かりやすい

演目を選んでもらうとよいですよ。

 

そして、分かりにくい演目だったときは、

イヤホンガイドという強い味方がありますよ!

 

 

 

それはそうと…

 

方言の中には、古い日本語の言い回し

その地域にたまたま残っていたもの

という要素があるようです。

 

 

 

 

 

 

歌舞伎で、「よいかざがするわいな」

というセリフを聞いたとき、わたしはとても

驚きました!

 

「かざ」というコトバは、今はあまり

使いませんね。

「かざ」は、「匂い」という意味です。

 

このセリフは、「よい匂いがしますな」という

意味です。

 

 

わたしがなぜ「かざ」というコトバを知って

いるかというと、主人の出身地で一部の人が

使っていたコトバだからです!

 

 

そして、そのコトバが歌舞伎に登場したので、

単に地方特有のコトバというよりは、

古くから残るコトバなのだとわかりました。

 

 

方言名残りとして残っている古い日本語を、

歌舞伎で聞くとは!

なかなか面白い体験です。

 

 

 

ちなみに、主人は京都府の北部日本海沿い

の、京丹後市というエリアの出身者です。

ものすごい方言、あります!

 

わたしは青森市出身津軽弁がマイ・ルーツ。

 

 

それぞれ全く異なるエリアの方言があって、

面白いですね。

 

 

例えば、主人のエリアの方言で、「いかめい」

というのは、うらやましがるという意味です。

 

でも皆さん、聞いたことがないでしょう?

今現在一般的にはほとんど聞きません。

 

日本語として存在していたけれど、すたれて

しまい、主人の出身地にだけ残っていた

のでしょうね。

 

 

実に興味深いですね。

方言を探索すると、古い日本語に行き当たる!

 

 

 

 

地方にお住いの皆さん、

地方出身者の皆さん、

方言に誇りをもって、古語とのつながり

確認してみるのも、興味深いかもしれませんね。

 

 

 

わたしは、歌舞伎の言い回しと方言の関係

について、もっと探求できたら良いなと

思っています!

 

 

 

 

 

 

今日もここまでお読みいただいて、
ありがとうございました!!!

 

 

 

 

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