こんにちは!
ライフコーチのSEIKOです。
コーチングをもっと身近に活用していただけたらいいな、という思いで、
書いているブログです。
今日も、NLP(実践的心理学)の学びや、
NLPコーチングに関する、
わたしの気づきをつづります。
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「なぜ?」と原因追及をするより、
「どうすれば~?」と
目的志向の問いかけをしよう!
先日、家の近所を歩いていた時のこと。
突然走り出して、自転車とぶつかりそうになった
小さなお子さんに、お母さんが、
「どうして急に走り出すの!」と咄嗟に大声を
上げている様子に出くわしました。
何も珍しくはない情景ですよ。
わたしがお母さんの立場だったとしても、
同じように「どうして急に走り出すの!」と
言っていたかもしれません。
そして、皆さん。
職場の部下・後輩が、指示通りの仕事が
できなかった時、注意しようとして、
「なぜ、どうして、できなかったのか?」と
問いかけていませんか?
「なぜ?」「どうして?」は、ついつい使って
しまいがちですが、ちょっと見直してみた方が
よさそうです。
「なぜ?」「どうして?」は、原因追求型の質問
のしかたです。
絶対使ってはいけないというわけでは
ありませんが、よい結果を得るためには、
必ずしも効果的な問いかけではないと思います。
原因追及に行き過ぎると、言い訳を引き出して
しまう可能性があるからです。
また、言われた方は、非難されている、
責められているという意識を強めてしまうかも
しれません。
それよりも、問題解決や改善の方向に向かう
ために、目的志向の問いかけをしてみましょう。
「なぜ?」ではなく、
「どうすれば~?」「どのように~?」と問うのです。
「どうすれば~できるか?」
「どのようにしたら~よくなるか?」
こんな質問です。
この方が、前向きに解決方法を探索していこうと
気づくことができそうですね。
視野が開けそうです。
過剰に責められ感を感じることもなさそうです。
これは、NLPの学びにおいて、よく言われることです。
NLPをどう学んでいくかも、どう使っていくか
も、「なぜ?」の原因追及よりも、
「どのように?」の目的志向の発想の方が、
発展性があると思っています。
言いなれてしまった表現を変えるのって、
ちょっと面倒ですが、やってみましょう!
日頃のコミュニケーションでの「なぜ?」を
見直して、目的志向の問いかけで
よりよい変化を目指してみませんか?
ここまでお読みいただいて、ありがとうございました!!!