こんにちは!
ライフコーチのSEIKOです。
コーチングをもっと身近に活用していただけたらいいな、という思いで、書いているブログです。
NLP(実践的心理学)の学びから得た気づきのひとつとして、
コミュニケーションと「傾聴」について、今までも何度か記事を書かせていただきました。
質の高いコミュニケーションのためには、
相手との信頼関係という土台が必要です。
そのためには、傾聴は必須の要素なのに、
わたし自身、傾聴ができていなかったことに気づきました。
反省して、傾聴を実践していくために、まず、「あいづち」に意識を向けてみました。
(それについて書いた記事です)
今日も、信頼関係を築くことと、傾聴に関連する、「バックトラッキング」について書いてみます。
「バックトラッキング」で
相手との信頼関係を築こう!
でも難しいから、
ずっと練習! 頑張ってます!
「バックトラッキング」は、日本語で言うなら、「オウム返し」「くり返し」です。
コミュニケーション系セミナーなどでも、よく登場します。
つまり、相手の話した内容を繰り返していく会話のしかたです。
「バックトラッキング」は、相手との信頼関係を築くための効果的な方法のひとつです。
(コチラの説明をご参照いただけると、分かりやすいと思います)
例を挙げてみます。
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A 「昨日久しぶりにコーチングを受けたんだ。」
B「お、久しぶりにコーチングを受けたんだね。」
A「なんだか気持ちがスッキリしたよ!」
B「そう、スッキリしたんだ!」
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相手の発言の中のキーワードを、そのまま使って返すんですね。
このように返されると、相手は、話を聴いてもらえたと感じます。
また、自分が使った言葉がそのまま返ってくるので、
それに対しては必然的にYESのスイッチが入って、
肯定的な反応になります。
そして、相手とのよい関係ができ、コミュニケーションが発展していきます。
確かに、上手にオウム返ししてくれる相手には、
自分も「そうなのよ~、それでね~」という感じで、もっと話したくなります。
一方、自分が話したことを、その人の言葉に変換されて返されると、
「いや、違ってるな~」と感じてしまうことがあります。
NOのスイッチが入ってしまったり、不快感を残してしまったりします…
それを考えると、「バックトラッキング」って、とっても大切なことですよね、
シンプルに、そのまま返す!
それによって、相手との信頼関係をつくるんです!
そして、わたしにとって、もうひとつ重要なことは、「傾聴」につながるということです。
「バックトラッキング」するためには、一生懸命「聴く」ことになります。
「傾聴」ができていなかったわたしは、
「あいづち」と「バックトラッキング」を心がけることによって、
少しずつ「傾聴」できるようになりました。
しかししかし、時には難しいと感じることもあるんです!!
簡単と言えば簡単だし、普段、自然にやっているかもしれませんが…
わたしは、上手くいかないことが多々あります。
正直、けっこう苦手だったりします…
会話中、「バックトラッキング」しようと思っても、こんなことが起こりそうだと思いませんか?
- 返すタイミングがつかめない
- キーワードが印象に残らない・記憶できない
- 相手の話が長くて、どう返せばいいかわからない
- 何か不自然な感じ
- わざとらしいと思われてしまいそう
起っちゃうんですよ、コレ…
でも、そこで後ろを向いてしまっては残念ですから、
練習あるのみで、がんばりますよ!
がんばり方、対処方法のアイデアを書いておきます。
- 返すタイミングがつかめない
- キーワードが印象に残らない・記憶できない
- 相手の話が長くて、どう返せばいいかわからない
⇒話の内容を「要約」して返すことも、「バックトラッキング」になります。
- 何か不自然な感じ
- わざとらしいと思われてしまいそう
ちなみに、コーチングの場でも、「バックトラッキング」はぜったい必要です。
なので、不自然と思われようとも、しっかり頑張ってやっています。
しっかりした信念を持って続けていると、クライアントさまも意図を分かってくださいます!
クライアントさまとの信頼関係を大事にして、お役に立てるコーチングをしていきたいと思います。
ここまでお読みいただいて、ありがとうございました!!!