【武将の言動力】名軍師による人の動かし方 | 武将も今も人の悩みに何ら変わることなし

武将も今も人の悩みに何ら変わることなし

子供のころから戦国武将の逸話に触れてきて思うことは
時が移って世の中が変わっても
本質的な人の悩みは
400年前の武将も今も変わってないなということ。

こんばんは、オカダです。

今回の武将の言動力で紹介するのは
豊臣秀吉の軍師といわれる竹中半兵衛です。

秀吉がまだ織田信長に仕えていたころの軍師だったといわれる人です。
戦に臨んでも猛々しくなく、柔和でもの静かな様子だったといいます。
それでありながら、半兵衛が姿を現すと兵士たちは戦わずして敵に勝つ自信をもったといわれています。

そんな半兵衛の人の動かし方のエピソードです。



竹中半兵衛は戦場で兵士の配置が気に入らないと主人である秀吉の命令を待たずに位置を変えさせていました。

ある時の合戦で、ある大名が家臣にこう言いました。

「いつも半兵衛の命令で配置を変えさせられて不愉快だ。今日は変えんぞ」

と。

そこへ、半兵衛が馬でやってきて少し離れたところでおりました。もの静かに歩みより手を膝について言いました。

「貴殿の兵の配置も旗の立て方もまことに見事、感じ入りました」

とほめたので、うれしくなったその大名が

「秀吉殿へよろしくお伝えください」

というと、半兵衛がこう言いました。

「秀吉様のお考えでは、足軽をもっとこちらへ、旗をあちらへ備えたならますますよくなるとのこと」

「ごもっとも」

と大名は半兵衛の言ったことに従って配置を変えました。

半兵衛が立ち去った後にその大名は家臣にこう言ったといいます。

「半兵衛の命令だとわかっていても、そむくことができないようにしむけてくるのう」



いきなり否定しては反発するのがわかっているからまず受け入れてほめます。
そのうえでもっとこうしたらよくなるというのを伝えるのですが、ここで秀吉の名前を使うところがさすがです。

最後のこの大名のことばに尽きますね。
逆らえませんし半兵衛に言われたのではなく秀吉に言われたということで面目も保てるものです。


例えば会社の部下でも上司でも何かお願いして動いてもらわないといけないことってあります。
あれこれ考えてしまう私たちは、どう言えば動いてもらえるか躊躇していいだせないことがあります。
そんなときは名軍師に倣って相手が動きやすい理由を作ってあげてはどうでしょうか。


【アクションポイント】
 相手が動きやすい理由を作ってあげよう。

【質問】
 どんな理由を作ってあげれば相手は動きやすいですか?