勝てばどちらも初優勝となる決勝戦は、京都橘が2度のリードから鵬翔が2度追い付き延長戦でも決着がつかずPK戦戦(5対3)で鵬翔高校が決戦を制した...



京都橘は、仙頭と小屋松の2トップを中心にクリエイティブな攻撃を展開、特に仙頭はスキルレベルが高く、ドリブルでもパスでも様々な局面を打開し自らがゴールへ向かってプレイしていた。相手の嫌なところへ勝負球を出せる(パサー)選手は、最近のサッカー選手の中ではあまり見当たらない。また、小屋松のスピードも魅力的であった...

若き指揮官の米澤監督は、個々の特長を生かしチーム戦術を浸透させ常に攻撃的なサッカーで決勝まで勝ち上がり準優勝を果たしたことは我々指導者も学ぶことが多く素晴らしいチームを披露してくれました(シュート数では鵬翔を大きく上回っていた)...



一方、鵬翔は全員が機動力を発揮し守備においても粘り強さを持ち味としていた。松崎監督は苦節30年のベテラン指導者...2度のビハインドもメンタル面では最後までタフに戦いPK戦で勝利を手繰り寄せた。

多くのJリーガーを育て上げ、今大会ではチーム力で決勝まで勝ち上がってきた。最後まで粘り強く諦めず勝負を捨てない姿勢は、過去の多くの経験から積み上げられたものであるに違いない...



正直言って今年の高校サッカーは期待されていたチームが早々と敗退していく中で注目とされる選手はいるのだろうかと思っていたが、決勝戦でのサッカーのクオリティは両チームともに高く、サッカー選手としてのタレント性を持った選手がいたことは喜ばしい...

また、この決勝戦において日本のサッカーレベルが向上していることを改めて感じた。もちろん足りない部分はあるにせよテクニカルな面でのレベルアップは見てとれた...



降雪により順延になって開催された決勝戦は、多くの方々の努力によりベストコンディションのピッチが用意された。大会関係者の方々のご尽力に敬意を払いたい。

そして、決勝戦に相応しいゲームを魅せてくれた両チームに拍手拍手また拍手です!!!



優勝:鵬翔高校、準優勝:京都橘高校...おめでとうございます!!!