前半終了1対0で日本がリード...しかし、どちらがやりたいことができているのか...


日本は、25分に右サイドでのクイックスローインで岡崎のクロスを前田がヘッドで押し込む!相手の意表を突くサインプレイだった...


決して楽な試合にならないと一番感じているのはザック監督かもしれない...


先制した日本は、相手陣内へ攻め込んでいるように見えるが、イラクはマンマークディフェンスと状況に応じてプレイエリアを変えていく...


イラクは特にボール際が強く、ルーズボールやハイボールはイラクが制し、攻撃面での距離感と個々の落ち着いたプレイは平均年齢22歳とは思えないほどである...


ラフなピッチコンディションでもイラクはしっかりプレイしていますね...


ハーフタイムにどんな意図でチームプレイを徹底していくのか...アウェイでドローも視野に入れているイラクがどんな展開で日本を脅かすのか...


日本は、後半の早い時間帯に追加点を挙げたい...そのためには、奪った瞬間にシュートカウンターを狙うか、横からの攻撃でゴールを狙いたい...


観ていて興味深いのは、イラクはオマーンやヨルダンと全く違うこと...手強い相手

ですね...



後半18分、イラクは10番のユニスを投入...23分、日本は長友のクロスに本田がヘディングシュート...決定的...残り20分...イラクは前半のような攻撃面での前へ出て行くパワーがない...28分、5番ナシャト...32分、13番カッラルとアタッカーを起用...


0対1のビハインドのイラクは残り15分で勝負に出る...その直後のオフサイドラインからのイラクの突破...


43分、日本は清武から細貝...前田からハーフナー...時間を有効に使う日本、イラクはもう一つ決定機を作れない...


ジーコ監督率いるイラクは、極めて戦術的にプレイし日本を困らせた見ごたえのあるゲームだった...


勝ち点3は、素晴らしい結果...イラク戦も一つの経験となり日本代表もまた成長できる...このままブラジルへ走って欲しいですね!!!