今季からJ2に降格した柏がアウェイで札幌と対戦した。

柏は、FWフランサを怪我で欠くもののスピーディでスキルフルな攻撃サッカーを特徴としている。一目で見た印象では、柏の選手は、スピーディに動ける選手が多いこと。

指導経験豊富なネルシーニョ監督のサッカーは、極めて攻撃的である。そのために必要な選手を揃えているといった感じだ。

一方、今季の札幌は、コロンビア代表暦のあるMFダニウソンがJ1名古屋へレンタル移籍したがJ1磐田からFW中山を獲得。中盤での守備力は昨年よりもダウンしている印象。

試合は、前半からやや柏ペースで進むものの後半3分、札幌MF上里の約30MのFKが決まり札幌が先制する。柏は、FWフランスの欠場が決定力に欠けていたが、終了間際の41分、MFレアンドロが強烈なミドルシュートで同点に追いつく。

結局勝ち点を分けたゲームとなった。柏は、エースフランサの欠場が響いたが、スピーディで質の高い攻撃力は見るものがある。札幌は、昨年のチームと比べ攻撃の迫力に欠けていた印象である。

両チームの今後の戦いに注目していきたい。