AFCアジアカップ2011カタール予選、日本対バーレーンの戦が豊田スタジアムで行われた


6月のFIFAワールドカップ南アフリカ大会へ向けて弾みをつけたい一戦である。



◆スタメン


GK 楢崎 DF 内田、中澤、田中マルクス、長友 MF 長谷部、遠藤、中村、松井 FW 本田、岡崎


交代 松井→森本、中村→玉田


◆システム 4:4:1:1


攻撃は変化!が必要であることをこの試合で感じた。


東アジア選手権で不在だった中村、松井、長谷部の存在は大きかった。攻撃の変化をつけるには、個人もしくはグループでの仕掛けが必要だが、この試合では々の力(中村や松井)で変化をつけることができていた。


また、人を使うことのできる中村が入ることで使われる岡崎が生きたことも大きい。


本田は、トップ下で存在感を示し、4本のシュートで追加点を挙げチームに明るい材料となった。特に本田は、運動量が多く守備面でも貢献していた。代表では、前線での守備力が求められるのでその期待に応えていた。




代表のチームの特徴は、サイド攻撃が一つの形であるが、相手エリアへ仕掛けていく中でボールを失った瞬間に切り替えて再度ボール奪取し攻め続けることもコンセプトの一つである。


今日の試合でも高い位置での切替の早さは目立っていた。


2ゴールは、サイド攻撃が実った結果であるが、課題を上げるとすればバイタル付近でのアイデアや工夫が少なかったことである。


サイドに出ればそのままクロスだけ・・・カットインしてドリブルからの仕掛けやスルーパス、コンビネーションプレイなど臨機応変な仕掛けがあるとチャンスは増えると思う。




バーレーンとの力の差はあったが、東アジア選手権からの流れを考えると狙い通りのゲームプランから勝利を得ることができた試合であったと思う。




次の試合も期待したい・・・