あなたはピーターか? ディルバートか?

 

管理職の皆さん、今日も素晴らしい一日でしたか?

私は、サラリーマン生活35年目をエンジョイしています。

 

さて、ピーターですか? ディルバートですか? とれとも誰ですか? という問いです。

 

◎ ピーターの法則とは?(組織構成員の労働に関する社会学の法則)

 

1、 能力主義の階層社会では、人間は能力の極限まで出世する。したがって、

有能な平(ひら)構成員は、無能な中間管理職になる。

 

2、 時が経つにつれて、人間はみな出世していく。無能な平構成員は、そのまま平構成員の地位に落ち着く。また、有能な平構成員は無能な中間管理職の地位に落ち着く。その結果、各階層は、無能な人間で埋め尽くされる。

 

3、 その組織の仕事は、まだ出世の余地のある人間によって遂行される

 

というもの。つまり、管理職になった人は、その地位が限界で、かつ管理職としては無能である、ということです。

 

有能だった者は不適当な地位に昇進し、そこに無能者として留まる

 

ディルバートの法則とは?(1990年代のアメリカのコマ割り漫画の風刺的見解)

 

企業は、事業への損害を最小限にとどめるために、系統立てて無能な者から管理職(一般的に中間管理職)に昇進させて行く傾向がある。

 

「無能な者は害(製品の品質低下、顧客の機嫌を損ねる、他の従業員を不愉快にするなど)をなさないように意図的に昇進させられる」

 

「(ある条件下では)組織の上層部は実質の生産にほとんど寄与しておらず、大部分の現実的、生産的な仕事は下層部の人々によってなされている」という考えに基づいており

 

どちらも我々管理職にとっては、厄介で耳の痛い『法則』ですね。でもこれは世間一般の管理職に関する見方と(一部)一致しているのかもしれません。

 

ピーターの法則にはその解決方法も示されています。

  • 第1の帰結は、現在の仕事に専念している者は昇進させず、代わりに昇給させるべきである。
  • 第2の帰結は、新たな地位に対して、十分な訓練を受けた場合にだけ、その者を昇進させるべきである。これにより、昇進の(後ではなく)前に管理能力に欠ける者を発見することができる。

つまり、仕事ができる社員は給与を上げえるが地位は上げない。かつもし昇格させるのであれば、十分なトレーニングを積み、その結果に従い昇格を決めるべき、との事。

 

このブログを読まれている管理職の皆さんは、ピーターでもディルバートでもない、と信じますが、

さらなる上を目指している管理職の皆さん! ぜひ日々新しい情報を入手して、それを身に着けていきましょう。

 

このブログはそのお手伝いがデキる!と確信しています!