前回からの続き・・・
娘がこんな状態なのに
お笑いを見て「あ～はははは」と笑っている能天気な、無関係みたいな夫。
なぜ、私だけが一人ですべてを抱え、
なぜ、私だけが苦しみ悩まなければならないのか！！親だろあんたも！と言う怒り。
けれども夫に
「お前がおかしいんちゃうか！？
お前が精神科へ行って 薬のめ！！」と怒鳴られ、
（夫の実家は怒鳴る家族。夫の父は怒鳴るうえに物を投げて家を破壊するタイプでした。）
この夫は、自分の娘が精神的疾患になっていることがわからないのだろうか・・・？？？
頭がおかしいのではないだろうか・・？？？それとも、小心者で子供の病気を受け入れられないのだろうか・・・？などと感じました。
（大体怒鳴る人と言うのは、怒鳴る以外の解決方法をほとんど持ち合わせていません。
だから怒鳴るのです。）
根本的な解決もなしに
精神科へ行って 何らかの薬をもらって飲んだら
病気が治って、すべて解決するとでも思っているのか！？
開いた口がふさがらず、怒りを通り越して
『この人に何を言っても無駄だ』と言う思いだけがココロに残りました。
そして、夫はこうも言いました。
「俺は、精神病の子供の面倒は ようみんからな」（みることはできないからな）
子供が一番苦しんでいる時に
『親』の役割を放棄した夫。
まだ、「親」になりきれていない大人の仮面をつけた子供。
いざというときに子どもを救おうとしない父親。
子供にお金は与えるが、本当の意味での愛情のない父親。
その後も、
娘が、野菜や魚ばかりの精進料理みたいな晩御飯ばかりを要求するので
せめて、食べられるものを・・・と
言うがままに作っていたら ある日、
私が留守中に
「俺は、焼き肉が食いたいんじゃ～！！！」
「ここは俺の家じゃ～～～！！！誰のおかげでここに住めてると思っっとんねん！！」と
娘に大声で怒鳴ったらしく
娘が泣き叫んで私に電話を掛けてきたりもしました。
『支配者・独裁者・・・
白いものでも、俺が黒、と言ったら黒なんじゃ！！」
と言うのが夫のあり方で、軸だったのです。
心療内科で心理テストを受け、
「お父さんにもしてもらってください」と言われ、その結果を見て
医師が「お父さんに問題がありますね」と言われ、
それを伝えると
「どこのどいつじゃ～～～～！！！」と即、キレ！！
どんな状態でも
絶対に他者否定、自分を変えない。
だから、最初から、たとえ父親に問題があろうとも、
あの父親を変えることより、娘本人をなんとかして私が治そう！！と決意したのでした。
そして、今まで夫と夫の両親から支配され、抑圧され、
自由でいるな！！！と脅されたり、命令されていた世界から
完全に抜け出すことを決めたのです。
完全に抜け出さなければ、
言いなりになっていたら、娘を治すための自由さえなかったから。
子どもの命がかかっているこんな場面で
子どもを見捨てるような親なら
そして、苦しんでいる子供に
たかが食べたいものが食べられないからと言って（外食してくればいいのに）
怒鳴り散らすような人間を相手にしている場合じゃない。
それから、私は娘と夫の食べ物を別のものにして
娘には娘の食べられるものを
夫は怒鳴り散らさなくてもいいように肉食を・・と別料理を作りり始めたのでした。
いつもレンジ周りは鍋だらけ、冷蔵庫はさまざまなストックの材料で一杯でした。
つづく・・・
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