連続で私の自己紹介をつづっています。
自己紹介①「私ってこんなにできないんだ…」“自分に自信がない”が始まったきっかけ
自己紹介②仕事を辞めれば心は平安…のはずが、どっこいそうでもなかった
私には2つ年下の妹がいました。
彼女は幼少期~思春期ころまでは屈託なく活発で頭もよく、姉である私は妹に圧倒され気味…。苦手な数学をよく妹に教わっていました(汗)。
下の子だからか要領もよくて、母は妹を溺愛していました。
それが…
大学を卒業したころは、人と会うことが苦手になっていて、就職しないままずっと部屋にこもっている生活になっていました。
もともとオタク趣味の気があり、それがますます強くなって一日中部屋で趣味に浸る日々。(オタク趣味自体はいいと思うんですが…)
父も母も初めはいつかは仕事するのでは?と思っていたみたいなのですが、以来20年以上ずっとその生活を続けていました。
その頃の両親はすでに年金暮らし。この先どうなるのか?と不安な気持ちを抱えつつ妹との生活を送っている様子を見て、私は妹に再三説教じみたことを言ったりしました…。
今ならもっと話を聴いてあげると思うんだけど…(-_-;)。
それでますます、私を含めた外に対して心を閉じていったのかもしれません。
そんな妹に、なんだか娘がどんどん似てくるような気がするのです…。
性格、言動、オタク趣味的嗜好。時々、昔の妹を見ているような気にさえなるような。
まぁ、血がつながっているんだから、そういうこともあるよね…と思いながらも、心配性の私は、娘が将来引きこもりになったらどうしよう?という不安を持たずにはいられなかった。
40代になって授かった子どもなので、娘がもし自立できなかったら、両親のように娘の面倒を見続けることは、私たちにはできません。
どうすれば自立できる子に育つんだろう?子育ての正解みたいなものを求めて、ある子育て講座に通うことにしたのです。当時の私は、不安な気持ちを抑えるために、何かしないではいられなかったんだと思います。
雑誌で見つけた子育て講座に参加してみると、その講座の講師は、「コーチ」という職業の人でした。
そこから私は、コーチングや心理の世界に足を踏み入れることになったのです。
(次回に続きます)