小さい頃から可愛がってもらっていたいとこが長い闘病生活の末、亡くなった。。。
思えば、小学生の頃夏休みには1週間以上そこのおうちに泊まりに行っていた。
母が、「あんた、いつ帰ってくるの?もう迷惑だから戻ってきなさい」こんな電話を何度もよこしているにもかかわらず、いっこうに帰らない私。
いつもと違う家、いつもと違う顔ぶれ、いつもと違う毎日がきっと刺激的だったのだろう。。。
やさしくて、大人になっても良く連絡をくれたり、嬉しそうに私を迎えてくれるいとこの姿がとっても印象的だった。
切ないことに、小学生の女の子を残しての他界本当に胸が痛む。
残り少ない時間を子どもと一緒に過ごし、ご飯の炊き方、おかずの作り方、お菓子の作り方など伝えてはいたらしい。
でも、まだまだ伝えたいこと、たくさんあったろうな。。。
住職様のお話でも「人は必ず死ぬんですよ。日本人は生きていることが当たり前に思っている人がおおいんです。あなたは、どんな準備をしていますか?毎日を精一杯生きていますか?どうぞ、今日ご自宅に帰ったら、家族と相談をしてください。どんな葬式をしますか?誰に声をかけますか?…」
私はどんな準備をしているだろう。家族にどれだけのことを伝えているだろう。
子どもたちが、自分の足で歩いていけるように、伝えていく役目が私にはある。
そして、いつ来るかはわからないが、私の葬儀の時には、どんな人たちが来てくれて、どんな斎場だろう。
お墓やお仏壇はどうだろう。。。
自分がどんな人生を送り、どんな人と関わってきたか。そして、その関わった方たちに残された家族がお世話になることもたくさんあるだろう。
そんな時のためにも、今の自分をしっかり見つめよう。
まわりの方への感謝の気持ちや、今私ができること、すべきこと、やり残した、、、と悔やむことのないように精一杯過ごしていこう。
今年は特に、自分のこれからを見つめるための機会をいただく出来事が多く起こる。
つらいことも、楽しいことも、どきどきすることも、みんな自分を磨き、鍛えるための出来事だと感じる。
身の回りに起こる出来事は全て私に必要なこと。
ここから学ぶことは、本当にたくさんある。
身をもって体験させてくれたいとこにたくさんの「ありがとう」を言いたい。
今を一生懸命生きて!
そんなメッセージを受け取った気がした。