今までの価値観が変わった体験をまず5つ!という事で始めたこのシリーズ。
5回目という事で。いったんシーズン1終了。
明日から何を書こうか悩みますが、どうにかなるでしょう。


1.今までの価値観が変わった体験

マラソン

大学生の頃、自転車で野宿中心の旅行をして日本全国を回ったり、26歳の時に突然会社を辞めてラテンアメリカ(中南米)を放浪したり、あれこれやって来たことは既にブログに書いた通りです。


そんなワタシも、30代になったから落ち着いた。
なんてことにはなりません。


30になってから、マラソンに挑戦することになります。

マラソンなら、遠出したり飛行機に乗らなくても、うちの周りで練習出来ますし、どこかの大会に出ても荷物が少なくて済みます。

何より、体力維持のためのトレーニングとして最も有効と目をつけたわけです。
ただ走れば良いだけだし、気楽に気長に続けられるはずです。
軽い気持ちで、2ヶ月後のフルマラソンの大会にエントリーしました。


ところが、


ランニング練習初日、うちを出て最初の信号まで200メートル走るか走らないかのうちに膝に違和感が生じました。
今思えばペース配分も無茶苦茶でしたが、500メートル辺りでゼーハーと息が荒くなり、折り返してうちに帰る頃には、ワタシは足を引きずって歩いてました。

外を走るのはちょびっとでしたが、膝の外側に生じた激痛は、走りまくっていました。。。

今思い出しても、信じられないくらい痛かったです。その痛みが引くまでに5日かかりました。

その後も、走っては膝を痛めるの繰り返しで、ロクに準備も無く出場した初めてのマラソン大会は、中間地点でリタイアしました。

3km地点で膝に違和感
5km地点で右脚が痛みで曲がらなくなり
7km地点で左脚も曲がらなくなり
21km地点までヨチヨチ歩きで辿り着き
その場でしゃがみ込んで、そのまま動けなかった。

という、情けない結果でした。

この時の膝の痛みは1週間くらい残ってました。
膝が曲げられないので、階段の昇り降りができなくて大変でした。



全て我流で練習して本番に臨むという、初心者が犯しがちな、なおかつ致命的な間違いをしてしまった事に気付いたワタシ。


周りにいるマラソン経験者にトレーニング方法を教えてもらい、自分でも本を読んだりしました。


我流を改めながら、あれこれ試行錯誤を繰り返し、3度目の挑戦でフルマラソンを完走することが出来ました。


不思議なもので、自分から働きかけていると、周りの人からも働きかけがあるもので、社内の他部門の人たちから、一緒にマラソン走りましょうとお誘いを受けました。


有志でランニング練習しているうちに、個人でも練習するようになり、痛みを感じないで走れる距離は格段に延びました。

仲間同士で、目標にする大会を決めて、日程から逆算して走るペースや、距離を調整する様になり、気がつけばマラソンはワタシのライフワークと言えるまでの存在になりました。

通算のフルマラソン完走は20回位です。
心筋梗塞起こした直後は自粛していましたが、最近になって再び走り始めました。

マラソン仲間から、何かあっても大丈夫かなという安心感を頂きながら、再びフルマラソン完走することを目標にして、時間を見つけては走っています。


2.その体験から学んだこと。

仲間がいて、同じ目標を持てば、出来ないことなんか無い
何かしたいなら仲間を探そう。



3.その学びをだれに伝えたいか

本当は誰かに助けてもらったり、認めてもらいたいのに、つい意地を張って1人で頑張りすぎて孤独を感じてる人。