経由地の目標ができて

足取りも幾分軽やかになったが、

若干両足のアーチ部分に違和感が

出てきた。

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無謀にも、下ろしたてのシューズで

30km超を目指していたので、無理もない。

ワセリンを塗っていたが、やはりマメ来たか

という感じで思ったより冷静だった。

それでも

かなり走ったように感じたが

なかなか4区のスタート地点まで

たどり着くことができなかった。


キョロキョロしながら

走り続けると

やっと看板が見えてきた。

スタート地点、25年前は

斐川町役場と呼んでいたが、

出雲市と合併したので、

斐川支所となっていた。
photo:02


当時は、

緊張の中、チームメートの

たすきを受け取った記憶と

入りからガンガン行くという

今では考えられない勢いで

走り始めた記憶が蘇った。

若干、ウルっとしたが、

たまたま工事中で、

作業をされている同世代のおじさん達に

軽く挨拶をして、

少し苦しい思い出の地をあとにした。

今でも、箱根駅伝を見ていて

アクシデントでたすきが繋がらない時など

自分のことのように胸が痛む。

それまで、本気で一生懸命練習していたとしても

アクシデントは起こる。

結果が全ての世界は、残酷だ。

自分は、

らんらんランニングに出会い、

走ることの別の楽しみ方を見つけた。

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