超コンサルタント養成講座で学んでいる基礎の基礎は、人の構造を解析すること。
その解析項目について、紹介していきたいと思います。
強み発掘分析の基礎項目9「VAK」について。
VAKとは、人それぞれの五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)の優先度を心理学的に3つにタイプ分けしたものです。
Vタイプ:
・Visual:視覚優位
• 視覚(眼)から得た情報を優先
Aタイプ:
• Auditory:聴覚優位
• 聴覚(耳)から得た情報を優先
Kタイプ:
• Kinesthetic:体感覚優位
•触覚(手など)から得た情報を優先 (嗅覚・味覚も含む)
Vタイプの人は、「見通しがいい」「明るい・暗い」「はっきりしている」など、視覚的要素を含む表現を使う傾向が見られます。視覚的にイメージするために会話中視線が上の方を向く人が多く、頭の中にあるイメージを表現するために、何かを描くような手の仕草が出やすいのもこのタイプだと言われています。
Aタイプの人は、「聞こえる」「考える」「思う」「リズムが合う」「耳ざわりがいい」など、聴覚的要素を含む表現を使う傾向が見られます。音に集中するために目を左右に動かす動きが多く、何かを考えているときに手が鼻や口元に行く傾向があります。また、言葉でうまく表現しようとするのもこのタイプです。
Kタイプの人は、「感じる」「触れる」「重い」「おいしい話」「気になる」など、体感覚的要素を含んだ表現を使う傾向が見られます。会話中は体感覚情報に意識を向けるために目は下を見る人が多いと言われています。自分の体で感じていることを表現しようとする傾向があります。
↑VAK別学習法・教え方の詳細が記載されているので、さらに詳しく知りたいかはおすすめです!
タイプ別に、どうすればいいか?
自分の優位感覚を知ることで、学習効率を上げる事ができます。
・Vタイプの方は、視覚で見える形、文字や図形等を見て、学習すると効率がよくなります。
イメージすることも有効です。
・Aタイプの方は、リスニングなど、耳で聞くことで学習の効率がよくなります。
手順や筋道といった説明があると、より理解りやすいです。
自分で声に出して読みあげることも有効です。
・Kタイプの方は、身体を使うことで学習の効率がよくなります。
手や体を動かして、文字等を書いて覚えるのが有効です。
相手の優位感覚を知って、コミュニケーションを円滑にする事ができます。
・Vタイプの方には、
絵や写真などを見せながら話すとスムーズにコミュニケーションを取れます。
日本人は8割がVタイプと言われています。
ブログ記事などに写真や図解が有効なのは、Vタイプの方が多いからです。
・Aタイプの方には、
相手の話すスピードやリズムに合わせ、しっかり言葉で表現しながら話を進めるとよいです。
・Kタイプの方は、
相手が自分の体感覚を感じ取りながら理解や習得ができるよう、
相手の状態をよく観察しながら、ゆっくり話を進めるとよいです。
実物を触ってもらったり、実際に体を動かしてもらいながら話すことも有効です。
松原さんの説明動画も参考にどうぞ!