こんにちは、エムエスです。

本日は、UIデザインについて勉強してて思ったこととかを少々。

Webシステムも、アプリも、UIデザインはこれまで様々な変化をしています。

例えば、サイトなどにあるクリックボタンは、最初グラデーションや立体的に表示するのが主流でしたが、その後、カラーベタ塗りか文字を四角いアウトラインで囲っただけのシンプルなものになり、最近ではベタ塗りやシンプルな表現は変わらず、角を丸くしたり、影をつけて立体感を表現したりと、「ボタンらしいデザイン」になってきています。
これは、PC主流からスマートフォン主流に移行しているからで、PCに比べて小さい画面で見なければならないスマートフォンではいかにユーザにボタンをクリックしてもらうかなどの工夫をしてきた結果です。

他にも、iPhoneのアプリでは、最初、ユーザが機能を使用するための手掛かりを得られるように、現実世界に存在する物質や素材をUIに採り入れていましたが、その6年後、ユーザがスマートフォンに慣れ親しんだ頃に極力UIとしての装飾を取り払い、UIをディスプレイの端から端までいっぱいに広げるデザインが推奨されるようになりました。

このような感じで、デザインは変化してきたし、これからも変化し続けるのだろうと思います。
不変であってくれる方が開発する側からすると楽ではありますが、そんなことはあり得ない。
それに、変わらなければ変わらないで、面白くないと思ってしまいそうな気がします。

これまで、何度かシステムの改修に携わってきました。
しかし、その時に「UIデザインはこのままでいいのかどうか」というところまではあまり考えてきませんでした。
あまりに劇的に変えてしまえばそれまで使っていたユーザが使いづらくなってしまいますが、だからと言って、変えなければ新しいユーザに使ってみたいと思ってもらうのが難しいようにも思います。

これから、多くのシステムの開発に携わっていくために、そして、システムが少しでも長く、多くの人に使ってもらえるようにするために、UIデザインの変化であるとか、求められているのはどんなデザインであるか、というのに敏感になっていきたいです。