『私たち皆にとって最大の危険は
高きを目指して失敗することではなく、
低きを目指して達成することである。』
ミケランジェロ
06年、中盤以降の半年間、僕の心を支えてくれた言葉。
高い目標を目指して失敗するのは悪いことではない、という言葉はよく耳にするが、ミケランジェロはさらに踏み込んで、「低きを目指して達成することが危険である」と述べている。このフレーズは僕にとって猛烈にインパクトのあるものだった。
人は、なにかを達成すると、そこに何かしらの「満足」を得る。もちろんその満たされた気持ちが、次へのモチベーションとなる場合もある。が、もしその目標設定自体が自分の限界を制限しているとしたらどうだろう?
「100」の能力を持っている人間が、自分では気付かずに「20」の目標設定をしていたら?逆に、今は「100」の能力しかない人間が、将来を見据えて「1000」の目標に向かって努力を始めたとしたら?どちらの場合の方が、その人間に様々な経験を与えてくれるだろう?答えは明白だ。
もちろん全く不可能な目標を立てるのは間違っている。でも多くの場合、僕たちは自分の限界を勝手に設定して、ある種の「保険」をかけているような気がする。少なくとも僕自身はそうだった。そのことに気付かせてもらった言葉。
夏、自転車で北海道のてっぺんまで行こうと思ったのも。冬、ホノルルマラソンに挑戦しようと思ったのも。この1年で本150冊、読もうと思ったのも。すべてはこの言葉から。
どうせやるなら、とことん。まわりからドン引き(笑)されるくらい。
でも、人間って結構なんでもできるもんだよ。