ども!
とどまるところを知らない黒さ、松島弘敏(通称ピロトシ)です。













いやー、ところで皆さん、小学校の頃とか、何流行っとった?




おれの地元はもっぱらカードゲームやったね。


遊戯王から始まりポケモン、デジモン、デビチル、本間色々やったね!




俺は遊戯王なんかは何気に結構極めとったんやで(^ ^)
カード賭け勝負で勝ちすぎて、ある一人の高校生デュエルマスターを引退に追い込んだ程やからな!笑



まぁそんなこんなで俺は友達と毎日デュエルに明け暮れとってん!
そんな俺らがいつもデュエルに使ってた場所が近所のちょっとした空き地、通称”ゴミ箱ドーム”!笑





ここは元々町内のゴミ置き場やってんけど、そのゴミ置き場が他に移転したから、それからは俺たちデュエルマスターズの楽園になったってわけ!ゴミ置き場って言っても全然汚くないよ!ただカードゲームするにはええ感じのスペースの場所やってん!





毎日学校から帰ってはデュエル、休みの日は朝から晩までデュエル、そんな日々を送っていた。





そんなある日、その日はゴミ箱ドームではなく、普段のゴミ箱ドームメンバーではない友達の家の近くの空き地でデュエルすることになったわけ。
いわゆる遠征やね。アウェイに乗り込んだわけですよ。




そしてその日はちょうど俺のベルトデビュー戦やったわけ。ズボンのね。





それまでは全くベルトとかせずにズボン履いててんけど、その日に限って母ちゃんが「あんたズボンすぐズレるから、ちゃんとベルトしていきなさい」と言って無理矢理ベルトを付けられた!






ほんで当時、小学校低学年だったおれはまだベルトの構造をよく理解できてなかってん。まぁそら普通の穴あきベルトとかやったら分かったけど、その付けられたベルトがまたちょっとややこしいタイプのやつやってんな!










そんなコンディションが整ってない中で俺はアウェイに乗り込んでデュエルを開始した!
そしてそれでも次々に相手のモンスター達を撃破して、順調に勝利を収めっとてん!











でもそんな時、事件は起きた!
まぁ2、3時間くらいぶっ通しでデュエルしとったから、そこは大阪の頻尿王松島、当然小便に行きたいという止めどない衝動に駆られたわけですよ。
しかも結構ギリギリまでためとったわけ!
もうタイムリミット10分前くらい!笑






んでまぁ、近くにあった溝にしちゃおうとしてんけど、



































・・・ベルトが開かない!!!笑
当時、その履いてたズボンにはチャックがついてなくて、小便をする為にはベルトを外すことが絶対条件やったわけ!








でもそのメカニズムも分からんまま母ちゃんに無理矢理つけられたもんやから、無論外し方もよう分かってなかったわけ!


最初は俺も笑いながら、「やっべー、外れへんわぁ」と友達に言いながら余裕かましとったんやけど、タイムリミットが迫るにつれて段々と焦ってきて、「ヤバイ、本間に外れへん!くそっ!くそっ!くそっ!何やねんこれーーーっ!」ってちょっと半泣き半切れになりながら、叫んどってん。






普段のゴミ箱ドームやったら家近いし、帰って母ちゃんに開けてもらうことも出来てんけど、何せアウェイやったもんで!
友達にも手伝ってもらってんけど、一向に開かんくて、無常にも時間だけがいたずらに過ぎていった。







































そしてついに運命の瞬間が・・・



































・・・ジョバ~



















残酷な瞬間だった。
















それは妙に生温かく、アンモニアのとがった匂いがいつまでも僕の鼻にまとわりつづけた。
























もうね、今でもあの瞬間は忘れられへん。
なんか自分の周りだけ時間が止まったかのような!
本間、意識がはっきりしたまま小便を漏らすっていうのは中々辛いで!笑




屈辱、恥辱、虚しさ。色んな感情が混ざりあった瞬間だった。




















そして俺は泣きながら家に帰り、さんざん母ちゃんに文句を言ったとさ!

ちゃんちゃん!