「石丸伸二」に投票した無党派層を理解しようとしない反共産の立憲泉、連合芳野、国民玉木の駄目トリオ(20240713)

 

立憲泉代表は、11日に連合芳野会長と会談、芳野は「共産党と組んだ子rとで無党派層が逃げたと言い、泉代表は素直に聞いたらしいが、そもそも芳野と連合東京は「小池」を支援した。また。国民玉木も「共産党と組んだことが敗因」と批判した。

 

都知事選で「小池」を応援した芳野と玉木の言動は一体何なのだろう。「連合」と国民民主党」なら無党派層の票が取り込めたと何を根拠に言っているのか。無党派層で「石丸」に投票した人にアンケートを取ったうえでの発言なのか。

 

「芳野・玉木」の根拠のない主張は、自民党に多額の企業献金を送る財界から自民党政権存続を託されたことによるものだと考える。連合は「総評と同盟」が一つになった労働団体であり、芳野は反共産党の同盟系労組出身で、国民民主党は同盟系労組に支えられている。

 

ここまで書いていて非常に醜いものを感じた。芳野や玉木の話は「生活苦を訴える国民」など全く関係ない。芳野も玉木も、裏金問題前は自民党べったりだった。「政権交代」ではな国民民主党が自民党との連立内閣を作り「玉木入閣」と言われていた。

 

さて、政党支持率を見ると、自民党は減っても2割台はあり、立憲と国民を合わせても1割はない。そして支持政党なし層が5割いる。この5割が2009年の時のように、野党に流れ込んでくるのか。立民、維新、国民が仲良く共闘できるのか。

 

これが政党支持者たちの考えだが、政党を支持しない約5割の層が、これら3党に票を入れるのか。極めて疑問だ。都知事選は、毎回特殊だが、「政治屋の一掃」を唱えた「石丸ショック」と呼ばれる投票行動が起きた事実を、深く分析する必要がある。

 

しかし、反共産の「泉、芳野、玉木の駄目トリオ」は、これ幸いに「共産党」のせいにする。こんな醜い「内ゲバ」を「支持政党なし層」が見れば、どう思うのか。電通が自民党の要請を受けて実施している「立憲共産」ネガキャンに見事にはまっている。

 

若い人が政治に対して興味を持たないのは、政策ではなく、単なる「政党間での醜い争い」にあるからだと確信している。そして、既存政党に失望した有権者が「維新」を躍進させた。既存の自民党に反旗を翻した「橋下徹」に期待をしたのである。

 

「橋下」は、マスメディアを利用したが、「石丸」は、ユーチューブという自前のメディアを使い、支持者を拡大して行った。既存政党を嫌っている有権者には「政治屋の一掃」と言う言葉が強く刺さった。「石丸」に投票した人は、「立憲議員」は「政治屋」なのだ。

 

もう一点、都議選には、都民が選択すべき「争点」がなかったことも「石丸陣営」には有利に働いた。では「総選挙」で「立憲」はなにを争点にするのか。では、「立憲議員」が争点について強く訴えても「支持政党なし層」が、それを理解するのか。

 

「支持政党なし層」に対して、どういった戦術を繰り出すのか。これに関しては電通とタッグを組む自民党のほうが、かなり上手だ。なによりも、党内がガタガタ揺れている立憲に対して「政権交代」を望む「支持政党なし層」がどのように反応するかだ。

 

支持者が、高齢者主体の立憲民主党は、このままいけば、確実に廃党へと向かう。