サクラ満開に「キシダ訪米、新日米軍事同盟締結」(20240406)

 

桜が満開を迎えた。6日は天気がいいので近所で花見だ。まあ例年の事だが、満開と同時に花散らしの風雨がやってくる。「キシダ」は4月8日「新日米軍事同盟締結」のため米国にへ。

 

サクラは「パッと咲きパッと散る」、日本人特有の「散り際の美学」だ。「潔さを称える感情」を、かつて国家は軍による人命無視の「突撃戦術」に利用した。その完成が太平洋戦争終盤の「特攻」であり、少年兵への「死の強要」でした。

 

戦後日本は平和憲法の下で、専守防衛を守り、米国からの強い要請にも、首を縦に振らなかった。それは、当時の自民党政治家が、戦争時代の苦しい記憶があり、もう二度という思いを強く持っていたからだった。

 

しかし、戦後生まれの政治家が殆どになった2014年、遂に「集団的自衛権」が国会で承認され、昨年は防衛費GDP2%、長距離ミサイル配備へと話が進み、そして今回の「キスダ」訪米で「新たな日米軍事同盟」が始まる。

 

日本は、戦後79年が経過しても、実質米国に軍事支配されている。日本の空は米軍管制下に置かれ首都東京には巨大な横田基地があり、その基地から米国大統領は、日本に入国をする。

 

世界に、こんな独立国があるのか。今回の新軍事同盟では、自衛隊が米軍の指揮下に入る。すなわち、自衛隊員は命の危険度が上がる場所を受け持つ。

 

「キシダ」は「総理続行」のために自衛隊員の命を米国に渡す。米国と中国、ロシアとは直接戦争状態に入れないので、フィリピン大統領を含めた3国での会談をし、南シナ海で、日本とフィリピンが米軍指揮下での局地戦についての約束が交わされる。

 

国内で「裏金事件」を沸騰させている間に着実に「新たな軍事同盟」が作られ、「戦争」にまた一歩近づく。戦争が始まったら「大政翼賛会マスメディア」が世論形成をする。「反対」の声を上げる人、団体は、政府から金を貰っている広告会社などが組織したSNS「ネトウヨ集団」から、大量の誹謗中傷を受ける。

 

もう、日本は、後戻りできない「戦争への道」へ歩み出している。

 

 

三波春夫の大利根無情で平手造酒の名セリフ「止めてくださるな 妙心殿、落ちぶれ果てても 平手は武士じゃ 散りぎわだけは心得ておりまする」という日本人特有の「散り際の美学」が、やがて「同期の桜」に繋がっていく。