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 昨日のBSフジ、プライムニュースで中谷元(元防衛大臣)が、密接な関係にある国の具体的国名を尋ねられ、「クウェートとオマーン」と正直に答えた。
 
 仮想敵国は、何時も「中国」だが、歴史上、蒙古軍が、北九州を攻めただけ、漢民族が日本を攻めたことはない。中国のハンサムな報道官の言うとおり、日本が緊張を作り出し、集団的自衛権の材料にしていることは明白である。幕末から、日本を侵略しようとしたのは、英仏両国である。そして、最も重要なことは、沖縄戦、本土無差別爆撃、原爆投下で、日本人を無差別に殺傷したのが、現在の同盟国米国だということである。日米地位協定の下、未だ軍事的には、占領体制が続いている。
 
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 占領直後、米兵が日本で何をしたのかが報道されないことを残念に思う。敗戦国日本は、両頬をたたかれて、米国に馬乗りになられたまま、今日に至っている。アベチャンに聞きたい。日本の何を取り戻すのかと。
 
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 安部首相は、中東諸国を訪問しては、相手国の王族と安全保障の話を積極的に進めた。湾岸戦争での対応から学び、「血を流す日本」への転換で、輸出国の王様一族の利益を守ることを明確に打ち出したのである。世界状況の変化などと、抽象的な事を言って、憲法解釈の変更をしたが、米国から、「日本が輸入する油は、日本で守れ。」と言われたと、なぜ、政府自民党は、はっきり言えないのであろう。
 
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 そこで、クウェートやオマーンなど、我が国と密接に関係のある国が、他のイスラム国から攻撃された場合と、中谷氏のように、はっきり言えば、賛否は別として、分かりやすい。
 
 おい、ちょっと待て、「油を確保するため、若い命を生贄にささげる日本」
 これは、太平洋戦争開戦と同じではないか。
 
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 無人機で戦う世界の警察官「血を流さない米国」、「エネルギー輸出国米国」
 イスラエル情勢は問題だが、極力離れたい米国にとって、「若者を生贄にささげる 日本」は大歓迎である。
 
 安倍首相は、嘘をついている。米国民のためではなく、産油国の王族を守るために「若い人々に、死の覚悟」をさせようとしている。アベの後ろで武器商人達が高笑いをしている。戦争は、優秀な武器の実践見本市だ。彼らのよだれを垂らしている姿が目に浮かぶ。