あるところに
それは、それは
美しいお姫様がいました
お姫様は
3つの
黄金のティアラを
持っていました
あるとき
隣の国の
お姫様が
ダイヤのティアラを
見せにきました
お姫様は
その美しさに
見惚れました
隣の国の
お姫様みたいになりたい
それから
お姫様は
何度も、何度も
黄金のティアラを
磨き続けました
いつか
ダイヤのティアラに
変わると信じて
しかし
いくら磨いても
黄金のティアラ
黄金のティアラのままです
お姫様は
悲しくなりました
こんな
ティアラ要らないと
捨ててしまいました
ティアラは
悲しくて泣きました
ある日
お姫様は出かけました
すると
みんなに聞かれました
あの素敵なティアラは
どうしたのですか?
ダイヤじゃないから
全部捨てたのよ
え~
ティアラを
つけたお姫様
素敵だったのに
しかも
3つもあったのに
もったいない
お姫様は
そのとき
初めて気付きました
素敵な
黄金のティアラが
3つもあったって
お姫様は
慌ててお城に帰り
捨てたティアラを
拾いました
ティアラは
嬉しくて泣きました
お姫様は
考えました
3つのティアラが
輝ける方法を
お姫様は
鍛冶屋に
頼みました
このティアラの一つを
ネックレスに
もう一つを
指輪とピアスに
加工してちょうだい
鍛冶屋は
言われた通り
加工しました
お姫様は
黄金のネックレスと
黄金の指輪と
黄金のピアス
そして
黄金のティアラを
身につけました
隣の国の
お姫様には
なれなかったけど
それは、それは
隣の国の
お姫様に
負けないくらい
美しく
ひかり輝きましたとさ
おしまい