助け合う文化ってどんな文化でしょう?
例えばこういうことです。

・困っている人がいたら自然に声をかける
・誰かが一度に大量の仕事を抱えていたら、自然にチームで集まって負荷分散される
・あなたの仕事に関係ある情報だから、と自然に情報が回ってくる
・誰もが自分の仕事の範囲より、ちょっと広い範囲を守備している

こういう雰囲気は一気にはできませんが、少しずつ作っていくことはできます。

同じ職場だけど、人それぞれ分担があって仕事は重なりが少ない。1人で仕事を進めていける。
こういう職場環境だとなかなか隣の人の仕事にまで関心が向きません。

そういうときは、他の人に仕事に関心を持つ時間をつくりましょう。
例えば、期末の1~2か月前。後1~2か月でラストスパートをかけるには、○○さんは何に力を入れるともっとよい結果が生まれますか?を考えさせます。
期間限定で他の人の仕事の成果をもっとよくするアドバイスを考えてもらうのです。
うまくいけば、アドバイスで本人の成果がよくなります。
うまくいかなくても、他の人の仕事を本人の立場になって、もっとこうしたら、とか、こういう情報があればと考える経験が積めるのです。

普段の働き方をちょっとだけ変えるスイッチを入れてみませんか?
少しずつ、根気よく、繰り返すのが大切です。