組織の中で、現状をちょっと変えてみようと思ったとき、何から誰と始めますか?
今日は何かの話です。

何かとは、活動のテーマです。
「業務から離れて自由に」もありますし、「各個人に任せて活動する」もあるでしょう。

ですが、私のお奨めは、現業と密着したテーマを選ぶことです。

理由は簡単です。オープンな活動の場合、その方が反対されにくいから

完全水面下で内緒で活動するよりも、何人か興味のある人達に呼びかけて、一緒に活動していった方が職場の雰囲気は変わります。
だから、準備段階を超えたら、職場の何人かを巻き込んでいきたいですよね。

そのときに、テーマの選び方が効いてきます。
今困っていること、あるいは将来その職場で困りそうなことで、どうしても解決したいと思うメンバーがいるもの、を選ぶのです。このとき現業から離れすぎないようにしましょう。

現業から離れすぎていると、反対派に格好の口実となります。「そんなことをやって何になるんだ!」
すると、メンバーは活動に参加しづらくなります。活動に勢いがなくなります。できれば、周りの人にそんなことをやってるんだ、頑張ってねと応援してもらえるようなテーマがよいですね。

現業と密着したテーマでも、そのやり方は自由です。普段の仕事とは違うアプローチをいろいろ試すことができます。
変なことやっているなぁ、と注目を浴びても、テーマが納得いくようなものであれば、活動自体を全面から否定はできません。

変革活動の道のりは長いです。
最初は小さく地道にコツコツといきましょう!