911の後から特に厳しくなったという体当たり英会話の思い出です。
言葉が通じなくて命に関わるという事件は以前にもありました。例えば、ハロウィーンパーティの事件です。ですが、言葉の問題だけではありません。
言葉がわかっても、した動作と発された言葉との間に整合性がなくては、不審人物に見えてしまいます。

かくして、自分がしたい行動をする前に、言葉で自分がこれから何をするか説明するというレッスンが始まりました。

それは冬の寒い日でした。コートとマフラーと手袋をしていても凍えそうな日。
私たちは英会話教室の前に来た人順にずらーっと並びました。
まずは寒いからドアを開けて中に入りたいですよね。
じゃーん。

大抵は "I open ..." で "No thank you!!" と NGが出て入れません。

ドアを開けられたメンバーも、靴を脱ぐという関門が・・・

そして、靴を脱げても、スリッパを棚から取り出して履く動作、椅子を持ってきて床に置きそれに座るという動作があるのです。
さらに、マグカップを台所に行ってとってきて、それにお湯を入れて温め、お茶を入れて飲むという、本当にやりたいことまでは道のりが遠い!

この日もメンバーは、靴を脱いでスリッパ置場の前にあがれた2名+玄関で靴を脱ぐ前4名+ドアの外で凍えながら順番を待つメンバー多数の状況でレッスンを終えたのでした。。。

寒い日に部屋に入れず、並んでいるメンバーを見かけたら・・・・・・それは特訓中かもしれません。